インフルエンザ予防でできること | インフルエンザに負けたくない!

インフルエンザに負けたくない!

仕事柄、インフルエンザになれない人へ

インフルエンザは症状が重くなりやすく、命にもかかわる疾患である。ただでさえ看護師は人の命を扱う仕事であるため、自分がかかってしまうと一大事だ。看護師が心がけるべきインフルエンザ予防の1つとして、部屋の湿度を一定に保つことが挙げられる。湿度が低すぎるとウイルスが繁殖しやすくなり、高すぎるとカビやダニの発生原因となる。最適な湿度の目安は40から60パーセントであり、ウイルスを繁殖させない上に快適に過ごしやすい。

また、ウイルスが侵入する鼻や喉を乾燥させない工夫も必要だ。乾燥していると防御力が低下するため蔓延してしまう。鼻スプレーを使用したりこまめに水分補給をして、鼻や喉を潤すのが効果的である。特に水分補給は喉に張り付いたウイルスを流して胃に落とし、胃酸で殺すことができる。そのため、20分に1回は水分補給することが望ましい。

さらに免疫力を高めることも効果的だ。免疫を高めるには、食事や睡眠に気を付けなければならない。食事では乳酸菌が含まれた食材を多く取り入れよう。例えばヨーグルト、納豆、チーズなどが挙げられる。乳酸菌を積極的に取り入れて腸内環境を整えることで、免疫力が高まっていく。また、質の良い睡眠も免疫には欠かせない。リラックスできる環境で、7時間から8時間ほど寝ることが大切である。このとき、寝不足でも長く寝すぎても良い睡眠とは言えないため注意しよう。

看護師ではインフルエンザの疑いがある患者とも接しなければならないため、リスクは常に存在している。もしも接触した場合は、接触した部分をしっかりと消毒することが大切だ。インフルエンザの予防法など、看護師向けの書かれた参考サイトもあるので目を通しておこう。