日本よい国 ――
四季が織り成す美しい国土に恵まれた国です。
長い歴史を通して、感性豊かな高い精神性と、多様で優れた文化をつくりあげてきた国です。
「人を育てる」ことを重んじて、勤勉で誠実な国民性を育んできた国です。
古来、あふれるほどの自立自尊の気概をもって世界と伍してきた国です。
それは、聖徳太子が「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」という国書を当時の隋帝国に送った逸話に象徴されています。
このような日本をつくりあげてきた先人たちの歩みに感謝と誇りを持ち、この「よき日本」を、次代の子供たちに責任をもって引き継ぎたい ――
いま、改めて、そう思います。
(さいとう弘『今日の子育て介護日記』 もご覧ください)