9月の読書報告です。
9月の読書は10冊。今年通算78冊です。
読書冊数は多い方でしたが収穫に乏しい月でしたね、残念。
そうそう、9月はクイズ読書でした
これはもう超簡単です。難易度は☆1です。
回答はクイズの答えに因んだ本もしくは作家を
コメントで紹介
して下さい。


西澤保彦 からくりがたり ☆

今年の重点作家の西澤作品です。
意識的に読んでいるつもりでしたが
何と本作でやっと今年の4冊目(どゆこと?)
通算読書数は54冊になるのでかなり読んでいる作家です。
それでも未読本があと9冊もある~
9月の一冊目なのにいきなり☆1つ(どゆこと?)
連作8作による短編集ですが、統一感は各篇のタイトル
だけ(言い過ぎかも)のような散漫な感じがします。
各篇は「〇〇がたり」というタイトルで綺麗に揃っているんだけどなぁ


多島斗志之 少年たちのおだやかな日々 ☆

続けて2作目も☆1つ(ど、どゆこと??)
多島作品はこれで4冊目であまり読んではいない作家なんだけど
こんなモノではないはず。もっと緻密で本格的な作品を期待してた
反動で低評価になってしまいました。尚、作品は7篇の短編集で
「おだやかな」とは反した奇妙な作品が多いです。


松崎洋    スマッシュXスマッシュ! ☆☆☆

本作で10冊目の読書となる松崎氏ですが、前9作はいずれも
「走れ!T校バスケット部」のシリーズで実質、2作目読書です。
本作もスポーツものでテニスを扱ってます。
9月の前2作が☆1で対比的に☆3評価をしましたが
物足りない気はします。もっとそのスポーツ特有の
奥深い所までを描写してくれないとね


殊能将之 キマイラの新しい城 ☆☆

デビュー作「ハサミ男」でメフィスト賞を受賞。
「ハサミ男」は正統派なミステリでしたが
その後の作品はメフィスト賞作家の肩書に沿うような
独特な世界を展開しているような気がします。
その中でも本作はかなりの「怪作」です。
750年前の殺人事件を死んだ本人からの依頼で
調査するというのですから。

その設定は良いとしても本作を読み通すのは難儀しました


光原百合 やさしい共犯、無欲な泥棒 ☆☆☆

9月の5冊目でやっとオアシスに辿り着いた気がしました(笑
これで8冊目の光原本読書。本作は寄せ集めの短編集ではありますが
個々の作品で自分の好きな光原作品に出会える事ができました。


東野圭吾 クスノキの番人 ☆☆☆

91作目の東野本。あと何冊読めるのかなぁ。
100冊読んだらマイベスト東野圭吾の10冊をブログにアップしたい
という夢はあるのですが、いかんせん記憶力が・・・
エクセル君に点数詳細を聞いてまとめてもらおうか(AIなのか?エクセル君)
本作、素材は良いけど調理の仕方はちょっと不満、という感じです


北森鴻    緋友禅 ☆☆☆

自分には東野作品とは対照的に読むのに時間の掛かる作家がいます。
顕著なのは横山秀夫とこの北森鴻です。
決して苦手な作家ではなく、むしろ楽しんで読める作家なんですが
サクサク読める作家に比べて倍近く時間が掛かります。
密度の違いなんでしょうか?読み終わるとしばらく間を空けたい作家でもあります。
本作は短編・中編の四篇の一冊ですが、やはり時間が掛かりました。
ああ、北森鴻作品だなぁって思います。(読書感想になってないぞ)


樋口有介 あなたの隣にいる孤独 ☆☆☆☆

28冊目の樋口本。マイナー作家にしては沢山読んでいる方に入ります。
今回唯一の☆4で、樋口作品にしては的な評価も入っているかも知れません。
過去の評価を確認した所、28作中☆4が4作。決して多くはないです。
上記の他は「風少女」「枯葉色グッバイ」「月への梯子」で
意外な共通点として全て文春文庫でシリーズ外の単品作品でした。
本作は小説の中では割と有り得る(現実ではまずないでしょうけど)
シチュエーションですがそれが塩梅良くポジティブに描かれています。


今邑彩    時鐘館の殺人 ☆☆☆

今邑さんは第0回鮎川賞作家という稀なデビューを果たしております
本作は短編5プラス表題作の中編1という短編集で、かなり
本格ミステリ寄りの作品です。この本格ミステリ寄りというのは
諸刃の剣で敬遠される読者もいるでしょう。
殺人を犯すのにそんな変な方法をとる?みたいな。
まあ、それが本格ミステリなのですが。


大崎善生 アジアンタム・ブルー ☆☆☆

大崎さんはかつて月刊誌「将棋世界」の編集長でした。
その関係か将棋にまつわる本(聖の青春とか)が多かったです。
その後「パイロットフィッシュ」で将棋から離れたフィクションを
書き専業作家となります。その本も私の趣味の一つであるアクアリウム
を扱っており興味深く読書させて貰えました。
さて、本作は恋愛小説です。

恋愛ものは苦手です。評価するすべを持たないです。
苦手なれど苦渋することなく読み切れたのできっと好作なのだと思います。