PC版のGREEが大幅にリニューアルをして、Twitter的な140文字の一言メッセージが中心のインターフェイスに変更しました。10月26日からベータ版を開始で、11月上旬に正式版をリリース予定らしいです。

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今回の変更はあくまでPCが中心で、モバイルのマイページをStream中心に置き換えることまでは考えてないらしいです。

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新たに、PC版からもアバターアイテムを購入できるようになったほか、携帯版で先行して行っていたニュース配信もスタート。ニュースのリンク入りひとことを書くこともできる。まずはFirefox 3.5、Safari 4、Chromeに対応。11月上旬の正式版リリース時にはInternet Explorerにも対応するほか、ひとことの投稿をTwitterに反映する機能や、トップページデザインを変えられるスキンも導入予定だ。

中略

Twitterライクな半リアルタイムコミュニケーション機能をメインにすえたのは、「次はリアルタイムWebが来る」と考えたためだ。「われわれは、5年後、10年後に求められるサービスを想像しながら作っている。5年前は『2010年はモバイルが来る』と考えモバイル版を強化したが、次の5年は、リアルタイムに今を発信し、返信するというリアルタイムコミュニケーションに向かう」

リアルタイムコミュニケーションに注力する背景には、「今後、より多くの人が、より長時間ネットを使うようになる」ことがある。「みんなで同時にネットを使うタイミングが増え、同時に使って面白い機能が求められる」一方、「日記を読み、足あとを付けるという旧来のスタイルは、リアルタイムに楽しめない」ため、「日記+足あと”というスタイルはもう古い」と判断。日記機能も残してはいるが、トップページから数クリックたどらないと行き着けないサブの位置づけにした。

携帯電話版にも近く、ひとこと機能を追加する予定だ。女子高生の間では、Twitter的なひとことコミュニケーション「リアル」が、携帯向け個人サイト「ホムペ」上で流行しており、そういったニーズも取り込めるとみている。via:itmedia
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いやー、それにしても、今更言い尽くされていることを、自分の発明のように語り、一度決めると、そこに向けて躊躇することなく、スピード感をもって突っ込んでいくところにGREEの強さを感じます!

いみじくも先日、Facebookのザッカーバーグがインタビューで語っていた、下記の言葉が思い返されます。

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「リスクを取らないのが最大のリスクだ」とぼくは日頃よく言う。この進歩の激しい世界で、変化できなければ敗亡するほかない。変化というのは特にウェブサービスでは一部のユーザーには不快なものだ。慣れ親しんだ環境が変わることを嫌うユーザーは多い。しかしウェブ・サービスでは複数のバージョンを作ることはできない。ユーザーには一つのバージョンだけを使ってもらうことになる。ぼくが以前に身軽に動ける会社を作らねばならないという話をしたとき、誰かが「優れた機能は必ず賛否両論が出る」と言った。ぼくらは身軽に動くためには多くのものを犠牲にする覚悟がある。via:Techcrunch
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自分が納得すると躊躇することなく、変化していく!GREEは強い!!

今後はMixi、モバゲー、GREE、アメーバ、Twitterなどの間で激しい競争が巻き起こってきそうです!!


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