ウェブのトラフィック分析を行うComscore社が7月期の統計を発表した
。
なんといっても驚いたのがMySpace Videoで、6月からトラフィックが倍に増えている。主なライバルYouTubeは20%伸びて ネットTOP50にランクイン(Comscore調べ)。ネット動画で相変わらず先頭集団? につけているYahoo! Videoは6月比28%増 のビジター数2110万人。
TechCrunch記事参照
Yahoo! Videoが1位というは何か意外な感じです。
アメリカではどんな動画を流しているのでしょうか?
MySpaceはもともと多い自分たちのトラフィックを活かして、
上手く動画サービスに人を誘導することに成功していますね。
前のエントリ「MySpaceの暴挙 」で指摘したように、
最近のMySpaceは既に巨大になった自分たちのユーザーを、
外部のサービスに利用できないように様々な規制を加えようとしています。
前回のウィジットの使用禁止も、
YouTubeを狙い撃ったものだと考えることも出来ます。
そうであるとすれば、今回の統計の結果は
MySpaceにとってはしてやったりといったところでしょう。
しかしこの開かれつつあるネットの世界で
鎖国を続けるサイトに未来があるとは思えません。
先日奇しくも、アメリカNO2のSNSサイト「Facebook」が、
自分たちのAPIをかなり広範な分野で公開しました。
Facebook Opening Up?
APIを公開することの最大のメリットは、
自社で人的、資金的なリスクを負うことなく、
外部のリソースを最大限に有効活用できることになると思います。
自社だけで開発を続けているといつしか、
イノベーションのジレンマに陥ってしまいます。
マイクロソフトがその例だと思います。
外部の力を最大限に活用していく
このことがスゴク重要なことだと思います。
余談になりますが、
サイトの運営者は広くAPIを公開して、
人気の出ているプロダクトを開発した会社(人)を買収する。
これがWeb2.0の時代のサービス開発のキモだと思います。
話を戻します。
MySpaceが自社のサービスに制限を加えると、
Facebookの様な追撃者がサービスをオープンにする。
結局のところ最後に勝つのは、
ユーザーが喜ぶサービスを常に展開していける企業です。
くどいようですが、
MySpaceのやっていることは、
ユーザーにとっても戦略的にも全てにおいて間違っていると思います。
奢れる者久しからず!
追記:
アメリカの動画共有サイトが成熟期に入ってきて、
新興ベンチャーが今後どんどんと苦しくなってくるというのは、
Mashable などでも言われています。
ただ私はその意見に反対です。
今、ネット上で配信されている動画は、
既存のコンテンツの焼き回しでしかなく、
ネットでしか創れないコンテンツというものは殆どありません。
今後はコンテンツの共有から、コンテンツの創造へ
と移行していくと思います。
ネットの動画時代はこれからが本番だと思います。
TechCrunch記事参照
Yahoo! Videoが1位というは何か意外な感じです。
アメリカではどんな動画を流しているのでしょうか?
MySpaceはもともと多い自分たちのトラフィックを活かして、
上手く動画サービスに人を誘導することに成功していますね。
前のエントリ「MySpaceの暴挙 」で指摘したように、
最近のMySpaceは既に巨大になった自分たちのユーザーを、
外部のサービスに利用できないように様々な規制を加えようとしています。
前回のウィジットの使用禁止も、
YouTubeを狙い撃ったものだと考えることも出来ます。
そうであるとすれば、今回の統計の結果は
MySpaceにとってはしてやったりといったところでしょう。
しかしこの開かれつつあるネットの世界で
鎖国を続けるサイトに未来があるとは思えません。
先日奇しくも、アメリカNO2のSNSサイト「Facebook」が、
自分たちのAPIをかなり広範な分野で公開しました。
Facebook Opening Up?
APIを公開することの最大のメリットは、
自社で人的、資金的なリスクを負うことなく、
外部のリソースを最大限に有効活用できることになると思います。
自社だけで開発を続けているといつしか、
イノベーションのジレンマに陥ってしまいます。
マイクロソフトがその例だと思います。
外部の力を最大限に活用していく
このことがスゴク重要なことだと思います。
余談になりますが、
サイトの運営者は広くAPIを公開して、
人気の出ているプロダクトを開発した会社(人)を買収する。
これがWeb2.0の時代のサービス開発のキモだと思います。
話を戻します。
MySpaceが自社のサービスに制限を加えると、
Facebookの様な追撃者がサービスをオープンにする。
結局のところ最後に勝つのは、
ユーザーが喜ぶサービスを常に展開していける企業です。
くどいようですが、
MySpaceのやっていることは、
ユーザーにとっても戦略的にも全てにおいて間違っていると思います。
奢れる者久しからず!
追記:
アメリカの動画共有サイトが成熟期に入ってきて、
新興ベンチャーが今後どんどんと苦しくなってくるというのは、
Mashable などでも言われています。
ただ私はその意見に反対です。
今、ネット上で配信されている動画は、
既存のコンテンツの焼き回しでしかなく、
ネットでしか創れないコンテンツというものは殆どありません。
今後はコンテンツの共有から、コンテンツの創造へ
と移行していくと思います。
ネットの動画時代はこれからが本番だと思います。