For television writers and producers it has always been about getting your show on the air.
These days? Not so much.

ライターやプロデューサーたちは皆、
自分たちの番組がテレビでどの様にしたら放送されるかを、常に気に掛けていた。

しかし、最近は? そうでもない。

この様な書き出しで始まるのは、今日のNYTimesの記事です。

NYTimes記事参照

この記事は要するに「Nobody's Watching」という番組がテレビでは全く相手にされなくて、
そのままお蔵入りになりかけたのだけど、
YouTube上にアップされて以来、クチコミでドンドンと評判が高まり、
3週間程で30万人以上の人がストリームして、
DVD化やテレビにも復活するのではないかといった話です。


昨日投稿した「涼宮ハルヒの憂鬱」もそうなのですが、
既存のメディアをサポートする形での
YouTubeの存在というのは大きいのではないでしょうか。

やはりネットという媒体のクチコミ効果というのは、
他の媒体の比較にならない程大きいです。

現状よく、CGMは内容に問題があるコンテンツが多いために、
スポンサーが付きにくいので、なかなか成長しないのではないか、
という、悲観的な意見を聞きますが、
今後はスポンサーの方が上手くこれらの媒体の活用法を見いだす、
言葉を代えると、CGMの媒体を上手く活用した所が勝つのでは無いかと思います。

忘れてはいけないのが、我々は空前のモノ余りの世界に生きています。
自分たちの製品を、ユーザーに知ってもらう為には、
ありとあらゆることを行う必要があるのでは無いかと思います。


生産者中心の時代は、とっくの昔に終わってしまったのだから。