株式会社ClubT(本社:東京都千代田区、代表:三宅朝広)は、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表:山村信 一)、GMO VenturePartners株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:熊谷正寿)が運用するブログビジネスファンド投資事業有限責任組合(以下ブログビジ ネスファンド)に対して、総額約2,000万円の第三者割当増資を実施。

VentureNow記事参照


最初に前置きしておくと、この会社のビジネス自体は面白いと思うし、
これからそこそこ大きくなっていくのではないかと思います。

ただ

VCが資金を出していく様な案件では無いと思います。

VCが資金を出していくということは、
エグジットとしてのIPOは必須な訳です。

一応ドロップシッピングという言葉を使って、
Web2.0っぽさを出してはいますが、
普通の受託生産のTシャツ屋さんでしか無いのでは無いでしょうか。

しかもこのGMO VenturePartnersはGMOが肝いりではじめた、
Web2.0関連ベンチャーに特化したファンドです。

CNET記事参照
GMOグループ、Web2.0関連ベンチャーに投資する「ブログビジネスファンド」設立



湯川さんの記事(「インターネットバブル」を起こせない日本のVC
で指摘されている、日本におけるVCの投資金額の少なさ、
具体的にいうと、金額にしてアメリカの15分の1くらいで、
対GDP比は、OECDの30加盟国中、29位(最下位はスロバキア)であり、
当然OECD諸国の平均をはるかに下回る。

これは、VCに原因があるというよりも、
技術力やビジネスモデルがしっかりとした、
ベンチャー企業が日本に少ないというのが最大の原因なのかもしれません。


日本発のサービスが世界を席巻する様にしていかないと、
日本の未来は暗いかもしれません。


本物のベンチャー企業。


どんな会社があるのでしょうか。