Googleが2つの新広告の実験を開始した。

アフィリエイト動画広告です。

この2つはGoogleにとっても、インターネット広告にとっても大きな実験になりそうです。


アフィリエイト
Googleは米国時間6月22日、新たなオンライン広告システムをテストしていることを認めた。同システムでは、広告主は広告が購入に結びついた場合のみ、費用を払えばよいという。

CNET記事参照


動画広告
Googleは、「映像の最後に広告を挿入することで、限定されたプレミアムコンテンツを無料ですべてのユーザーに提供できる」と述べており、「今 回のテストは、一部の広告主とビデオコンテンツプロバイダーとの間で共同で実施している。ユーザーが投稿した映像は、今後も無償かつ広告なしで視聴でき る」と付け加えた。

広告自体は映像の最後に挿入されるが、映像がストリーミングされている間にはバナー広告が映像の上に表示される。


CNET記事参照


現在提供している「1クリックあたりの広告費支払い(cost-per-click)」は、

クリック詐欺などによって、その広告効果が疑問にもたれ始めて、

将来的にはアフィリエイトに取って代わられるのではないかという意見もではじめていました。


自らのビジネスを、自ら破壊する。


さすがGoogleだと思いました。


動画広告は本当に興味深いです。
いまだ世界中のどこにもネット動画広告の成功例はありません。

GYAOは動画の頭に広告をもってきて、強制的にみせるようにしました。
それに対してGoogleは動画の最後に広告をもってきました。

動画の最後の広告を、果たしてユーザーが見るのか?

動画の上に貼るバナーにクライアントは
どの位の広告価値を認めてくれるのか?


動画広告が収益を上げるようになったとき、
インターネットは本格的に動画の時代を迎えるでしょう。