YahooとeBayは米国時間5月25日、広告、電子商取引、検索サービスに関連した複数年契約を締結すると発表した。

CNET記事参照


全世界でネット企業の寡占化が進んできました。

Yahooにとってのメリットは、
eBayに掲載されるすべてのグラフィック広告を独占的に提供し、
一部の検索結果ページにはテキスト広告も配信するという。

このことによって、
媒体力を強化して広告クライアントや代理店に対しての、
提案力&交渉力をアップさせることができます。

eBayにとってのメリットは、
Yahooは、eBayのPayPalサービスを唯一のオンライン決済サービスとして取り入れる。
VoIPサービスを共同開発して「Skype」の利用を促進する。

このことによって、
オンライン決済とVoIPサービスという、
今後、IT業界でももっとも成長率が高そうな2つの分野で、
圧倒的なシェアを握ることができます。

この2社の提携はGoogleの圧倒的な成長力に対する
恐怖が引き起こしたものに間違えは無いと思います。

この提携は両者にとってメリットが大きく、
将来的な企業合併の可能性も含んでいると思います。

しかし、IT業界で企業の寡占化が進んでいっていることには
懸念を感じてしまいます。