ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(JDC信託)は4月12日、新人アイドルを運用対象にした「新人グラビア☆アイドルファンド第1号プロジェクト」の 運用成績を公表した。出資金に対する回収率は140%超から40%とアイドルによって差が付き、芸能界の厳しさを反映した格好だ。

ITmedia記事参照


少し前に話題になった色物エンタメファンドの先駆け、
「新人グラビア☆アイドルファンド」の運用成績が公表されました。

内訳は4名がリクープ
2名が惨敗という結果になりました。

感想からいうと、
想像以上に良くやったと思います。


普通、アイドルやタレントビジネスというものは、
かなり先行投資が必要で、
最初に色々な形で宣伝をしたり、レッスンを受けさせたり、
していかなければいけません。

その代わり、一度人気が出始めると暫くの間は、
安定的に収益を上げるようになり、
その中で大ブレークすると巨額の利益を得れるようになります。

つまり、アイドルビジネスは初期段階が一番リスクが高く
後になればなるほど、収益性が読めやすくなってきます。

アイドルファンドというのは、
その一番リスクの高い部分だけを、
投資家に出してもらおうという、
かなり虫の良いスキームです。

こんなファンドが増えると、
一般投資家がエンタメに対する投資を躊躇する原因になるのではと、
かってに憂慮していたのですが、
この結果は想定外に成功でしたね。

ただ、結果オーライではあるのですが、
もう少しまともなスキームを考えていかないと、
投資家達にそっぽを向かれることにもなりかねないので、
我々も色々と知恵を絞っていかなければなりませんね!