今月も原稿執筆の時期が訪れました。

 

頼まれ事はお試し事とよく言われています。

 

チャレンジすることにより新たな気づきが得られます。

 

少し負荷を掛けながらチャレンジし続けることにより

能力が開花していきます。

 

そんなことを楽しみながら毎月送られてくる「テーマ」と向き合っています。

 

しあわせです💖感謝

 

海が見える薬局通信コラム 防災

 

9月1日は防災の日。関東大震災の日であるとともに台風シーズンを迎える時期でもあり昭和35年に制定されました。

 

最近地震が続きましたが過度に不安がらないことが肝心です。

 

これは疾患も同じです。気持ちが落ちると力が湧いてこなくなり生活に影響します。

 

いつ来るか判らないことに不安がらないことです。

 

大切なことは備えておくことです。

 

この時に「非常持ち出し品」と自宅で過ごすための「常備品」を整理しておくことです。

 

前者は懐中電灯、現金、薬など。後者は水、食料などです。

薬は3〜7日間分あれば大丈夫です。

 

被災後は様々な緊急対策が出て薬が手に入るようになります。

 

そこで重要になるのが「薬の名前」と「飲み方」です。これをしっかり伝えることがポイントです。

 

その対策は「お薬手帳」もしくはお薬と一緒にお渡ししている「薬剤情報提供書」です。

 

被災時は他の地区から応援に来た医師や薬剤師が対応することになります。

 

このどちらかがあればすぐに判断しお薬が入手できます。「お薬手帳」は普段使いされていると思います。

 

「薬剤情報提供書」を「非常持ち出し品」の中に入れておくといいです。

 

薬が変わった時に差し替えてください。

 

次にお薬はいつまで持つのかを知っておいてください。

 

一般的な医薬品は製造後、「未開封」の状態で3~5年が使用期限です。

 

「未開封」の状態とは医療機関・薬局で箱が開封されるまでの期間です

 

。薬は熱、湿度、光に弱いものが多く、変色することや見た目が一緒でも効果が落ちるものがあります。

 

そのため薬局での保管はエアコン等で一定の室温・湿度で管理しています。

 

日本の夏は薬にとってはあまり良い条件ではありません。

 

そのため皆様の手に渡った後は、お薬の袋に記載されている日数がひとつの目安となることを覚えておいてください。

 

多少は大丈夫ですので、1週間ほど余っている薬は先にもらったものから優先して飲んでください。

 

いつもらったか判らないあるいは大量に余っている古い薬は薬局で処分致します。

 

これも一つの防災です。お気軽にご相談ください。

 

しあわせです感謝 名古屋市 60代 K.H

 

 

 

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