竹酢液(ちくさくえき)とは、竹 を蒸し焼きにして炭化 するときに煙突から出る排気ガスを採取し、それを冷却することで液化させ収集したもの。木酢液 の類型のひとつ。
竹酢液を作るときに竹炭 を焼く窯の温度は、一般的に100℃~400℃程度までで焼くものが良いとされる。100℃以上で集めると黄褐色の液体が採取され、その中には200種類以上のポリフェノール 類や酢酸 、蟻酸 、アルコール 類などの化学物質が含まれている。400℃を超えると比重の重いタール 分が出てくる。
竹酢液の効果については現在研究が進められており、消臭や殺菌・防菌・防虫効果などがあるとされる。水虫やアトピーにも効いたという報告もあるが、逆効果だったという報告もある。科学的に検証されていない点もあり、体質も関係するだろうと予測される。
天然ミネラルを含む130種類以上もの有益な成分から構成され、殺虫・殺菌効果の高いフェノール・クレゾールを豊富に含有し、ポリフェノール(ワインに含まれる成分で、かゆみの元となるヒスタミンの放出を抑える作用がある)を含むため、抗酸化作用も期待されています。
竹酢液が消毒・殺菌・消炎作用の強い液体であることは、古くから知られていますが、細菌・カビに対しても非常に効力があるとされています。
竹酢液には炭素粒子が多く含まれているため、皮膚を若返らせる効果があります。アトピーや水虫、乾燥性皮膚炎などに効果があるほか、美肌成分として化粧品の素材としても利用されています。
酢液には腸管内の善玉菌を増やす効能があり、腸内細菌のバランスを整えて腸の健康に役立つことが分かっています。免疫力の向上および疲労回復も期待できます。
竹酢液は、まず、頭皮の皮脂を増やすマラセチア真菌などを殺菌する効果があるため、頭皮の健康を維持する効能が期待できます。
また、男性の場合や季節が夏など暑い日の場合、アルカリ性に傾きやすい皮膚が雑菌の繁殖の原因となり、これが頭皮においては脱毛を促進させてしまいます。しかし、竹酢液をリンス代わりに用いることで、アルカリ性の皮膚を弱酸性にする効果があります。
石鹸シャンプーを行う人は、石鹸によるアルカリ性の中和のためにクエン酸 リンスを普通使いますが、こちらの竹酢液を使ってもかまいません。
また、竹酢液は角質を柔らかくする効果があるため、古い角質が剥がれずに毛穴を塞ぎ脱毛の原因となる恐れを無くすことができます。
北九州市森林組合
http://homepage3.nifty.com/kitakyu-shinrin/products.html
竹酢液っていろいろ効果があるんです。
人に使う ワンちゃんに使う
ネコちゃんに使う いろいろ使えます。