こんばんは☆


今日は今月読んだ本の紹介です〜。


重松清さんの本は、
「みぞれ」「エイジ」「ナイフ」を読みました。


「みぞれ」

重松清さんはあとがきにて、
息をするようなお話を書きたいと書いていたように
私達が生きている「日常」に視点をおき
優しく語りかけてくれるような作品です。

11の物語の短編集。
一つ一つのストーリーを読み終わるたびに
本を閉じてホッとお茶でも飲みたくなるような
でも温かさだけではなく切なさもどかしさもきちんと描かれている本です。

“普通”を描いている作品に私はまだそんなに出会えていないので新鮮でした。



「エイジ」

エイジは中学生の男の子が主人公のお話。
この中学生から高校生にかけての表しにくい難しい感情の揺れ動きを
こんなにも自然にリアルに書けるなんて。

心の成長が追いつかないというか、この時期の特別なモヤモヤする感情。

それがなんだか凄く共感できました!

主人公が色んな人と関わり、沢山の事を感じ
また一つ成長した姿を感じました!

中学生、高校生、そして子育て中の方にも読んでいただきたい作品ですね。



「ナイフ」

テーマはいじめの短編集です。

いじめられている本人だけではなく
親、先生、幼馴染…
周りの目線からみた想いの作品含め
5作収録されてある短編集。

心に言葉が重く入っていきます。

この世界の未だ消えることない「いじめ」

重松清さんはこの社会問題を濁すことなく
容赦なく生々しく描いています。

読んでいて胸が苦しくなる場面もあり、
目を背けそうになる所もありました。

でも、それが現実なんです。
いや、現実はもっともっと残酷で辛いものだと思います。

本の中でよく出てくる言葉
「いじめはゲームなんだ」
いじめられてる本人も親も先生もみんな使う言葉です。

心が壊れていく、傷ついていく。

そんなのがゲームなのでしょうか?

いじめられる方が悪いとか
どうして相談しないだとか
思っている方にも読んでほしい作品。

もちろん今何かに支えてもらいたい方にも。


まだ紹介しきれなかった三冊はまた紹介しますね💫



明日、明後日は福岡でマリンメッセでのサシコドソレイユです\(^o^)/
今日リハーサルしてきました!
めるTシャツ、うちわ、みんな見つけるよー♡