先日AKB48のコンサート内で、マレーシア・クアラルンプールを拠点とする新たな海外グループ「KLP48」へAKB48から3人のメンバーが移籍するというサプライズ発表がありました。
その発表を知った時は「へぇ~海外事業もまだ新規展開してるんだな~」と完全に対岸の火事だと思って傍観していました。
その翌日、自分の身に火の粉が降りかかり、大炎上することも知らずに。
発表を受けて、しばらくはその現実を理解することができず、その日は心に穴が開いたようでした。
まさに下野さんの卒業発表を知った時と同じような心持ち。
その後届いたモバメやSHOWROOM配信で、確かに自分の意思で決めたこと、年明け早々には決意を固めていたことなどを聞いて、心の引っ掛かりも少しずつ解消されていきました。
推しの言うことは絶対!なので。
じゃあお別れするまでに何回会えるのかな、と考えたところ、すっかり主現場を博多に戻してしまっていた僕は、STU48の現シングル曲でのお話し会への参戦予定はなく、心愛たんがSTU48としての活動を終える5月末までに次シングルが出ることを期待するしかありませんでした。
しかし次シングルの発売を待たずして、STU48としてお話し会に参加するのは、3/23(土)のオンラインをもってすべて終了となるらしい。そんな無慈悲な……
ちなみに壮行会が開催されるという5月のコンサートも、絶対に外せない仕事がすでに入っているため参戦不可。
もはや万事休すかと思われましたが、そのオンラインお話し会の翌日に開催される、写真集発売記念のお渡し会への参戦予定がありました。
「広島くらいなら行けるだろう~」と軽い気持ちで申し込んでいた当時の僕、今となってはマジでGJ。
ということで、久しぶりの広島へ。
あまり考えたくはありませんでしたが、この目で心愛たんを見ることができる人生最後の機会になるかもしれない、そう思うと今までにはない緊張感、久しぶりに会える嬉しさ、それと同時に寂しさも押し寄せました。
そんな心が安定しないまま会場へ到着。
スタッフの案内で心愛たんの前へ進み出ます。
心愛たん「えー!めっちゃ久しぶり!」
くにお「久しぶり!なかなか会いに行けんでごめんやったね」
心愛たん「いいよ大丈夫。えっ、いつぶり?リアル…お話し会の…幕張?とかやない?」
くにお「そうそう!幕張ぶりかも。すっかり大人になっちゃってね」
心愛たん「じゃろ~、KLPに行くけんね」
くにお「ホントよ。だから会いに行かんとって思って来たよ」
心愛たん「ありがとう~」
くにお「ずっと応援しとるけんね、違う空を見上げてても忘れんよ」
心愛たん「ハハハッ、(オモコイの)歌詞やん」
くにお「ありがとう。頑張ってね!」
「大人っぽくなっちゃって」という文句は、心愛たんに会うたびに発していたのでどこかあいさつ代わりの定型文のようになってしまっていたきらいがありました。
今日も例に漏れずにそんな言葉をかけてしまったのですが、目の前に立つ大人びたワンピース姿の心愛たんを見て、思わず漏れ出てしまった、ちゃんと感情のある心からの一言でした。
前回会った時のお話し会は、クリスマスが近かったのでサンタクロースの衣装、その前のお話し会は夏ということで浴衣姿だったので、私服姿の心愛たんを見たのは本当に久しぶりだったわけです。
それに加えて、当然ながらビニールの仕切りも無く、お話し会よりも近い距離でお話しできたこと。
たった数センチの違いかもしれないけど、その数センチ分だけでも近くで見る心愛たんは、通い始めた頃とは見違えるくらい、確かに大人の女性になっていました。
以前までは、いつまでも心愛"たん"って呼べそうだって言ってたけど、ここまで大人びてくるとそろそろ呼べなくなりそうだな。
コロナ禍を挟んだり、主現場が移ったりで、以前ほどの勢いで会いに行けてはいなかったけど、6年近く推してきた心愛たん。
久しぶりに会ってもちゃんと覚えていてくれてて、容姿やたたずまいは大人っぽくなったけど、対応や喋り方は昔から変わらない無邪気さもまだ残っていて、心が安定しないまま臨んだお渡し会でしたが、終わってしまえば今までと同じような、レーンを出た後の幸福感を感じていました。
遠くに行っちゃうという実感は正直まだ湧いていないんだけど、近まってくるとじわじわ効いてくるんだろうな。
心愛たんが好きな曲だという「虹の作り方」
SHOWROOM配信のカラオケでもよく歌っていたので、この曲を聞くといつも心愛たんのことを思い出します。
青いホースで水を撒こうか?
突飛すぎる行動
確かに僕は君が好きだ
空に向かってくるくる回り
ミストのように
日差しの中できらめく
僕の大切なものが
ほら 君に架かる虹になる
瀬戸内の甲斐心愛から、世界の甲斐心愛へ。
海外グループへ移籍という突飛すぎる決断をした心愛たんのことはずっと大好きですし、そんな大切な心愛たんが、日本と海外の間に、虹のような架け橋を作ってくれることを心から応援しています。