久しぶりのスープ記事です!
 
しばらくスーパーのスープコーナーのセット、
試し尽くしてしまっていたのですが、
 
日中はカンカン照りでも朝晩はだいぶ涼しくなってきた香港。
 
スーパーのスープコーナーにも秋が来ていました。
初めてお目にかかるセットがありました。
 

にんじん、多分黄色くなるまで置いておいた冬瓜、コーン、土伏苓、牛大力、小豆、ヘンズ豆、蜜棗です。

 
こちらが土伏苓。

土伏苓ドブクリョウ(山帰来サンキライ)

伐採されて数年を経たアカマツやクロマツの根に寄生。

 

地中深さ20~30cmあたりに塊状の菌核を形成します。

 

外皮は黒っぽい褐色で、内面は白色をしています。

 

生薬としては、

サルノコシカケ科のマツホド菌の菌核を乾燥し

皮を除いたものを用います。

 

 


主産地は中国の安徽、湖北、河南、雲南省などです。

他に四川、貴州、広西、福建、浙江、河北省などでも

生産されています。

 

 

 

 

 

尿細管の再吸収を抑制するため利尿作用が高く、

ミネラル類(Na、K、Clなど)の

排出量が増加します。

 

 

 

病後の体力増強作用をもち、

薬の巡りを良くするとも信じられています。

 

利尿作用、健脾、滋養、鎮静、血糖降下などに

効果があるようです。

 

 

 

 

 

カットされた牛蒡のようなものは「牛大力」。

強そうな名前!!

 

 

完全に牛蒡だと思っていたので

スープの具として息子のお皿に入れたら

 

「これ、固い!」

 

「え~、長ーく煮た牛蒡だから

食べられるよ~」と

 

もう、ちょっと食べにくいと

すぐ諦めるんだから~

 

 

 

と思いながら口に入れたら、

 

 

 

 

 

本当に木の枝のように固く

全く噛めないものでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本語で説明が出てこなかったのですが、

甘い香りがして、

肺を潤し慢性気管支炎をやわらげたり

、強筋活絡、腎虚、血気不旺に

効果があるようです。

 

 

 

 

夏のとにかく水分排出!系から

秋使用にシフトしている感じですねぇ。

 

 

味は薬っぽさはゼロで

甘さに癒やされる、

癒やし系スープでした!

 

この牛大力の甘さなのかな。

ほかほか。

 

 

 

 

 

もう一つ秋を感じる出来事、

毎週買っている香港有機野菜の畑を訪問し、

里芋を収穫してきました♫

 

 

こんな風に、いっぱいくっついて出来るんですね〜。

ただ茹でただけでも甘みがあり、

みたらしを絡めて串に刺して

お団子風にしてお弁当に入れたら

 

大変喜んでいました。

大人も夢中になって堀り堀り。
 
土に触れる、
 
何かに没頭する、
 
みんなで一つの作業をする。
 
 
 
誰かが良い土を育て、
そこに種をまき大事に成長をサポートし、
それを収穫させてもらえて食べさせてもらっている。
 
 
 
何だかその一つ一つに
とても感謝の気持ちが湧いてきました。
 
きっと、心を込めて大切に育てられたものだから、
しっかり人の
「想いのエネルギー」のようなものが乗っていて、
 
温かいエネルギーが循環しているんだなと感じました。