FIPの確定と治療 | 大阪ねことこ

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猫を拾ったり里子に出したりしています。
増えないように、野良ちゃんは不妊手術だよ。


かけるくん

と名前つけました。



じわじわ弱ってきている。
できることがあるかもしれないのに、せずに看取るのは辛すぎる。

確定が今日出ました。
FIP陽性。
予想はしていたけど、やっぱり滅入ります。


実は結果を待ちきれず、昨日FIPの治療をするという病院に行きました。
FIPを実際に治療して治ったというのは、すでに直接知る範囲で聞いているので、チャンスがあるのではと。



未承認薬を使うということの是非とか、いろいろ考えてはいた。
でも、助かってほしい。それに尽きる。




事前にいつもの病院でしていた検査結果を見せたらすぐにFIPですね、と。

重要なのはAG比(数値はグレーゾーン)

それとSAA(炎症性蛋白)、蛋白分画。
で判断するらしい。

今回はAG比と高熱、腹水の様子でFIPだねとの判断で、お金かかるよと確認された。
1カプセル3300円。かけるくんは1.7キロなので1日に2錠。84日間の投与が必要で、ざっくり必要金額は薬代で55万。他に血液検査を月に一度。


それと、今わかってるFIPの仕組みを説明してくれた。

コロナが変異してFIPウィルスになり、FIPウィルスが免疫細胞を乗っ取り暴走する。アレルギー反応のようなもの。
腹水が溜まるのは、血管が攻撃されて水分が漏れてお腹や心臓や肺に溜まる。それがウェットタイプ。
ドライタイプは脳や内臓や器官が攻撃されてる。


投薬して、絶対に助かる訳でなく、間に合わずに亡くなるかもしれないので1週間分の薬を処方された。



飲み方の注意がものすごく細かい。
投薬は毎日同じ時間に。誤差は1時間まで。それ以上ズレてはいけない。


投薬前に6時間の絶食
投薬後1時間したら食事をとらせる。

カプセルが大きい。
投薬が難しい。ミスをしたら一回3300円の損失。


私では投薬下手だしそこまでのしっかりした介護は無理なので、ケアの得意な人に協力してもらうことにした。


カプセル大きい


腹水でたぽたぽな体。
頑張るんだよ、私も頑張ってお金工面するから!



我が家で今まで発生したことはないけど、里親さんちに出てから亡くなったことは何度かある、憎くて憎くてたまらないFIP。

一度勝ってみたい。

今は未承認だけど、データの数が増えればいずれ承認されて手に入れやすくなるのではと思っています。

今後、薬を試そうという人の参考になればと今後もブログで紹介していこうと思います。