リナの話 | 大阪ねことこ

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猫を拾ったり里子に出したりしています。
増えないように、野良ちゃんは不妊手術だよ。


この春ウチに来たリナ。
最初に死にかけていたので、名前はイタリア語で復活を意味するリナーシタになりました。


最近の写真。
実は体調はまだ安定していなく、a/dしか食べません。ドライ食べないので体重は低いまま。



レスキューの後に大手術があり、退院後はウチに移動し、カビ(真菌)がわかりました。毛を刈って防寒で術後服を着せて数ヶ月生活。命に関わらないし、焦らずにケアを。
特に背中がハゲハゲ。
刈って、マラセブシャンプーで洗う。


術後服がぶかぶか。





かかとの裏に大きな褥瘡があり、うずくまったままだったのだろうということと、スコティッシュ特有の足の変形も関係あるのかもとレントゲン撮りました。
かなり変形している。
特に後ろ足は、違和感ある外見。
この服は昔メロンが着てた時はパツパツだったのに、リナ2キロ以下なのでぶかぶか。



かかとの裏の褥瘡もキレイにとれました。
毛が生えるのかは様子見。


スコティッシュで、可愛い顔で、外見はすごく人気ありそう。旦那がお世話しててリナにベタ惚れ。

でも、スコティッシュなので健康状態がかなり悪い。知らない人多いのよね、スコは軟骨を変形させて耳が曲がるように作られており、骨軟骨異形成症という先天性疾患を持っています。
また、心臓病などの内臓疾患も多いということが報告されています。

人気種は、売れるからと無茶な交配をされたりしてます。少数の猫を元にたくさん繁殖させるブリーダーもいますし、そういう場所出身では内臓が異常を起こしてる子が多いです。

スコティッシュは可愛い、でもそれを可愛いと買った後で猫生の多くを介護生活になる飼い主さんも多いと聞きます。もちろん猫にとっても負担。

買う前に、そういう話を知る機会になればと思います。