いよいよ寒い季節の到来です。
男でありながら、重度の冷え性である私には辛い季節です。
指先が冷えて痛いのよ。
体がカチンコチンだから、家を出てからバス停まで、ゾンビの様に歩くんです。
脳内BGMはモチロン、フェラクティのゾンビ。
余談ですが、昔、居酒屋でフェラクティの話を延々していたら、隣の席のカップルが気まずい顔になっていた事がありました。
なぜだろう。
最近、遠方へ出張に行く事が多くなりました。
車で片道3時間くらいの移動のお供として、漫談のCDを聞いています。
誰の漫談かと言うと、伊奈かっぺいです。
かっぺいは色々な側面のある人ですが、私は津軽弁の漫談家と思っています。
青森出身で、東北を中心に活動していて、ライブでは旅先で起こった面白エピソードや、言葉遊び、詩の朗読、自作の歌などで、ガッチリ爆笑で客を掴んでいます。
驚くべきは、多数CDや本をリリースしていながら、キッチリ定年(+延長雇用)まで会社に勤めていた事。
勤務先は放送局なので、自身のタレント活動をフォローできる環境(実際にレポーターもしていたし)ながら、兼業でやっていた事は凄いなと思います。
ライブ音源を聴いていたら”働きながら、趣味でカネを使うのはもったいない。趣味でカネを稼ぐ事を考えねばならない。お花を習いに行くのではなく、教える側になるなどして”と言う部分に感動しました。
私も趣味でバンドをやっているので、その言葉は目からウロコでした。
私が子供の頃、かっぺいのカセットは、誇張でなく近所の殆どの家にありました。
今で言うところ、お年寄りのいる家には綾小路きみまろのCDがある感じです。
私も物心つくまで、それこそ擦り切れるほどテープを聞きました。
皮肉掛かった物言いで人を笑わせる。
起こるトラブルを笑い話に仕上げる。
それが私の基礎になったと思います。
最近、ふとしたキッカケでまた聞いてみたいと思い、出張のお供になりました。
夢中で聞いていたガキも今ではすっかりいい大人。
俺もできるかな。
やれるかな。
そんな物思いに耽る秋です。
あ、もう冬だった。