おはようございます。


今朝の読売新聞の一面に、年金記録統合作業でミスが

見付かったとの報道がありました。


以下記事より・・


年金記録200件、別人と統合…訂正作業でもミス


該当者不明の約5000万件の年金記録について、社会保険庁が本来の持ち主を探して記録を統合する作業を行った際、少なくとも約200件の記録を別人の記録と統合するミスがあったことが、長妻厚生労働相の指示を受けた同庁の内部調査でわかった。

 記録の見間違いなどが原因という。過去のずさんな記録管理をただすための作業で再びミスを犯している形で、同庁の訂正作業の信頼性が揺らぐ事態となっている。

 同庁によると、氏名や生年月日、性別などが一致せず、明らかに同一人物ではない二つの記録が統合されているケースがあった。照合の際の見間違いなど単純ミスが主な原因。

 また、本人かどうか疑いが残る記録も約350件あるという。これはグループ会社だが、記載されている社名が異なるといったケースで、同庁は今後、本人確認を進めて統合ミスがないか精査する。

 該当者不明の約5000万件は、1997年に国民一人ひとりに基礎年金番号を付けた際、持ち主が見つからずに未統合のままにされた記録。一昨年に存在が発覚して以降、同庁の訂正作業で1274万件が統合済みとされる。

 年金記録の訂正は膨大な作業のため人手が不足し、派遣会社に委託して人海戦術で作業をしている。民主党は国家プロジェクトと位置付け、「2年間で集中的に取り組む」としている。


以上・・・


これまでの経緯から見れば、これ以上のミスはまかりならんということでしょう。


もちろん十分理解できますが、見方を変えれば膨大な修正確認作業を、

人海戦術で作業しているのも事実、人間ですからエラーが起きてしまうのも

仕方のないところです。


重要なのは、そのエラーをきちんとフォローできるような体制を、あらかじめ準備

できてるかではないでしょうか?


それができていないことに、杜撰さを感じます。


これ以上のミスは制度の信頼をさらに揺るがすことになります。


再度襟を正して取り組んでもらいたいですね。