台風18号は多くの被害をもたらしたようですね。

被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。


午前中に伺った顧問先企業でも、工場の屋根の一部が

飛ばされてしまって、脇の道路に落ちていたそうです。


けが人がいなくて良かったと、常務は胸をなでおろしていました。


午後は社労士会の広報委員会の会議で半日缶詰・・・

”12月2日は社会保険労務士の日”ということで、掲載する新聞広告の

内容を検討がメインでした。


そんなこんなでほとんど事務所いることのない1日でした(^^ゞ


さてさて、先日も紹介したプレジデントの特集企画、

「経済学の知恵で、仕事の難問を解く」・・

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なぜ任天堂「Wii」は世界で5000万台売れたのか

という疑問を解く鍵として、セオドア・レビットの「マーケティング近視眼」

という論文が紹介されています。


それは「自らの事業を製品や手段で定義せず、その製品が果たす

機能や顧客がその製品によって解決しようとしている目的によって

定義せよ」という意味だそうです。


性能で言えばソニーのプレステが高いのに、販売結果はWiiが倍以上

売り上げている。


プレステが家庭用スーパーコンピューターを目指したのに対して、

Wiiはリビングにおけるコミュニケーションを促進するマシンを目指した

こと、つまり、プレステが製品中心なのに対して、Wiiが顧客中心であること

が販売台数の差に繋がったといいます。


このマーケティング近視眼・・考えてみると意外に事例は多く見られます。

製品、サービスの提供側は、知らず知らず自分たちの立場で都合で、

提供してしまっていることが多いのかもしれません。


自分も含めて、時折「遠くを見ている」か事業を見つめなおす必要が

ありそうです。


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