我家の近くにスーパーが2件あります。一番近いのはダイエーです。ですので、妻は週2回位ダイエーに行って買い物をしています。私も時々ついていく事があります。ある時、ダイエーに行って買い物を終え、レジで妻が清算をしていました。その時私から5m位離れた所に奥さんと2人の娘(子供)さんが、買ったものを袋に入れていました。子供さんの一人は中学生くらいに見えました。もう一人は小学低学年くらいでした。突然中学生くらいの娘さんが大きな声を出しました。何か問題が起こったのかと思い聞いていると、娘さんは「お母さん、・・・を買って、絶対に買って」と聞こえました。やがて、娘さんは床に座り込んで同じことを大声でお母さんに言っていました。お母さんは、その子のそういう行動に慣れているようで、全くとりあわずに淡々と品物を袋に入れていました。その娘さんは、一見何の変哲もない可愛らしい娘さんでした。娘さんがどういう病気なのか分かりませんが、私はこの時「長尾弘(ながおひろむ)」さんの事を思いだしました。長尾さんは、宇宙大生命の治癒力を使いどんな病気でも治された方です。この時は、「私に長尾さんのような能力があれば、この親子を幸せにしてあげるのに」と心から思いました。世間には、このような方がたくさん居られると思います。長尾さんのような方が、多く出て来てくれればいいのにと思っています。
75年の人生で、初めて「年の初めを大事にしよう」と思いました。私の余生は、あと8年位だと思っています。人生のゴールが見えてくるとやはり、「1年1年を大事に生きよう」と思うようになるのは、私だけではないと思います。
2020年の12月31日の11時40分位まで、時折テレビを見たり、机に座って記事を書いたりして時を過ごし、近くの氏神様(車で3分位)に行きました。駐車場に車を止めて、神社を見ると氏子の方が10人位いて案内などをしていました。参拝者も既に7~8人並んで居ました。
11時45分ごろ、車を降りて鳥居の所まで行き、鳥居の前でご挨拶をし手水舎に行き、手を洗ったのち既に居られた参拝者の列に並び、年が明けるのを待ちました。その間、心の中で「本年のご加護に対するお礼と、大きな祈願に対する更なるお力添え」とお話ししました。
神社は、沢山の明かりに照らされ、神主さんや巫女さん達が拝殿で新年を待っていました。時折雅楽が流れ、厳かの中に何とも言えない有難くすがすがしい雰囲気に包まれており、6柱(天照大御神様を含めた大変神格の高い神様達です)の神様が歓迎してくれている事が分かりました。
10分位経って、「新年を告げる太鼓の心地よい音が響き」ました。そして、順番に、参拝が始まりました。参拝者が列を作っていますので、顔見知りの神主さんに簡単なご挨拶だけしましたが、参拝後神主さんがそれぞれの人にお祓いをしてくれていました。
「新年のおめでたい気と神様のパワー」を頂き、浄化され、ご神気での質のいい充電をして頂きました。そして、直ぐ横にある、「小さな稲荷神社」を参拝し(ここも毎月参拝しています。お稲荷様ですのでお力はありますが、沢山の神様にお願いするのは良くないので、以前はお願いをしていましたが今はお願い事はしていません)、家に帰りました。
暫く寝たのち、朝の7時ころから仏壇の前で新年の勤行を行い、全ての仏様やご先祖様に「旧年のご加護のお礼と新年のご加護をお願い」しました。そのあと、我家に鎮座されている「天照大神様、七福人様、荒神様に、旧年のお礼と新年のご加護をお願い」しました。そして、神様や仏様に、お正月の供物を捧げました。良い一年のスタートが切れたと思います。
事実、この年から私の人生は劇的に変わって行っています。今では、仏様より「生涯のやるべき仕事(生涯かけても終わらないと思われます)」を頂き、また死ぬ前にどうしても書かなければいけない本もあります。やらなければいけない事がある事は幸せな事だと思っています。