大分類「S9:寺院と神社」

私は、昔は思いついた寺院や神社に適当に行っていました。最近は、「呼ばれた時や用事がある時」に行くようにしています。

 

八坂神社本殿、中に入り参拝させていただきました。

 

京都の八坂神社は、多くの人が知っている有名な神社の一つです。素戔嗚尊様(スサノオノミコト)がお祀りされていると言われていますが、本殿にいる神様は「牛頭天王様(ごずてんのう)」という神様です(東京の八坂神社などには、素戔嗚尊様がお祀りされています)。牛頭天王という言葉は、たった一人の存在を示すものではなく、「種類」の名称です。例えば、「山岳系の神様」と同じです。従って、京都の八坂神社の牛頭天王様と、廣峯神社の牛頭天王様は違う神様です。牛頭天王様は、「神様でも仏様でもない、神様と仏様の中間のような存在」です(閻魔大王様も同じような存在です)。

 

牛頭天王様をお祀りしている神社は、あまり多くはありませんが、兵庫県の姫路市に、「廣峯神社」がありますが、全国にある廣峯神社系統の神社などで祀られています。牛頭天王様は、もの凄く大きな力を持っています。一般的な神様ではないので、平等とか、参拝者をみんな救うとか、清く正しくとか、ではない神様です。気に入った人の願掛けは徹底的に聞きますが、そうではない人は知らん顔をされます。気ままな性格の神様なのです。しかし、勿論失礼な態度を取れば、願いは聞き届けて頂けません。牛頭天王様の特徴として、「魔の世界に顔が利く」神様です。魔を封じる為には、魔を使わなければならないこともあるそうです。

 

私は、2020年に、「仏様より、大変大きな使命」を頂きました。残された余命やその使命の内容を考えると、私がその使命を果たす事は不可能です。ですので、私の役割は「その使命を少しでも進める事、きっかけを作る事」だと思っています。その使命を少しでも進める為には、「多くのご神仏のお力添え」が必要ですが、幸いにも多くの仏様がお力を貸して下さることになっています。牛頭天王様が大変強い力を持っている事を知っていましたので、神様代表として、牛頭天王様にもお力添えを頂く事にしました

 

2020年の3月に、「八坂神社を初めて」訪れました。牛頭天王様が気ままな性格の神様であることを知っていましたので、確実に願いを聞いて頂く為に「弥勒菩薩様に仲介をして頂く事」にしました。それで、八坂神社の境内で弥勒菩薩様をお呼びし「今から牛頭天王様を参拝するので、仲介して下さるようにと」お願いしました。お酒を奉納し、本殿に入れて頂き「牛頭天王様にご挨拶し、仏様から頂いている使命について説明し、お力を貸してくれるように」お願いしました。弥勒菩薩様の仲介のお陰もあり、牛頭天王様は「しっかりと受け止め、神々に伝える」と言って下さいました。

 

牛頭天王様も、いろいろな神様とお付き合いがあるそうですが、菅原道真様について「あいつは相当頭が良い。一瞬で学んでしまう。たち向かえる者はいない」と言っていました。やはり、本当の「学問の神様」なのですね。人間が時を経て神様になった場合に「人格神」と言います。人格神は、その神様が人間であった時の能力や性格が、そのまま残っています。それにしても、興味深い事は「神様の世界でも、頭のよしあし」が取り沙汰されていることです。人間社会と似ていますね。

 

因みに、八坂神社の隣には「丸山公園」があります。丸山公園には、牛頭天王様が京都中から集めた「妖怪」がいます。妖怪は、夜になれば出没しますので、丸山公園には夜は近づかないようにした方が良いです。牛頭天王様は、妖怪も必要な存在として(京都を護る為だそうです)、自身の懐に抱え込んで監視しながら生かし保護されています。妖怪には、人間に悪さをする妖怪と無害な妖怪がいます。