いつものように虚ろな目をして、人混みを避けながら、バス停へと向かう。気だるい体は、まるで鉛のように重い(ペプシコーラだと気付かれないから、この街は気に入ってはいるが)
どこかで誰かが言っていた。「あなたの人生が勝利に導かれますように」シラケた気分にならないように夏の入道雲に目を移す。
突然(だったと思うが)バスが来た。このバスに乗って、この街に無感動の最後のキスをした。
またな、は最早、僕の人生からなくなった。そうやって、まるで風に舞う紙飛行機みたいに、次の季節を待つ。