CLへ結果について問い合わせた日の夜
夜19時ごろに見知らぬ番号から
着信とSMSがきていました
SMSには、
出生前診断CL Drです
またかけ直します
と。
夕飯や片付けで全く気づかず
その時私はシャワーを浴びようとしていた時でした
鼓動が一気に早くなるのを感じました
着信履歴を見てもなお
お腹の子がNIPT陽性だとは思わず
検査結果遅れててすみません〜
的な電話かなと思いました
真っ裸のまま
掛け直すけど、電話に出ず
気持ちが落ち着かないまま
シャワーを浴び出したところ
再び着信が
急いで電話に出ました
「先ほどメールで結果を送ったんですが
(え?メール?まだ見てない)
NIPTで21トリソミー陽性でした。」
思考回路が止まる。
携帯の電波が悪いと感じたので
私は急いで浴室から出て、
「あの、それって
ダウン症ってことでしょうか?」
と聞きました。
その瞬間にちょうど電波がとぎれ、
私の声はDrへ届いてないよう
一瞬の間があり、
「ご主人はそちらにいらっしゃいますか?ご主人に説明したいのですが」
(あー私がショックで話ができないと思い、夫に話そうとしているんだな)
私は看護師なので
こういう時
医師の気持ちがなんとなく分かります
やけに冷静でいられる自分に気づいて
メモとペンを手にとって
「大丈夫です。あの、結果をまだ見れてないんですが、21トリソミー陽性でダウン症ってことですよね?」
と答えた。
・お腹の子は21トリソミー陽性、ダウン症である
・三尖弁の逆流があったが、あれはダウン症によくみられる心室中隔欠損症ではないかと思う
・心疾患+NIPT陽性だからほぼ100%ダウン症だろう
・確定診断はやらなくても良いと思う
前回、よくある三尖弁の逆流と言われたのに
急に心室中隔欠損症というワードが出てきて
混乱する私。
そして、陽性と言われても
心のどこかで偽陽性ではないだろうかと思い
医師の
ほぼ100%ダウン症
確定診断はやらなくていい
との言葉に怒りまで感じました
35歳以下は偽陽性率が高い
NIPTの知識はある程度あったので
お腹の子も偽陽性かもしれない
NIPTの結果だけでは信じられない
羊水検査で確定させなければと思い
「確定診断をさせてください」
と伝える
・羊水検査を受けるなら来週(16w1d)
・2.3日で結果がでるfish法と2週間後に結果が出るGバンド法がある
・fish法だけで十分だと思う
・追加費用はなし
来週(16w1d)に予約を取って
電話を切りました
まさか まさか
お腹の子がダウン症?
信じられない
近くで長男と遊んでいた夫へ伝えました
とても驚いてました
私はとりあえず
シャワーの途中だったため浴室へ
呆然としながらシャワーを浴び
これから起こり得るであろうことを想像すると涙が溢れてきました
長男を寝かした後に
夫と少しだけ話しました
もともと私たち夫婦は
染色体異常があれば諦めると決めていました
いくつか理由がありますが
夫が会社を経営しており多忙であること
両方の両親が遠方で子育ての協力者がいないこと
長男が4月から療育に通い出したり、まだまだ手がかかる&長男の人生が制限されてしまう
などが理由です。
そのため夫は諦める前提で話してきます
「お腹の子は可哀想だけど、今回は仕方ないね。出生前診断で分かって良かった」
しかし、私は
お腹に次男が宿ってから
日々、その命の尊さを感じており
守り抜きたいと思っていました
夫婦で事前に出生前診断で陽性だったらどうなるか話し合ったはずなのに
明らかに矛盾している私の感情
この子を失いたくない
そう強く思いました
(仕方ないって何?
お腹の中で生きてるのに、
仕方ないで終わらせられない)
寝室で長男を起こさないよう静かに泣きながら
NIPT偽陽性
心室中隔欠損症
羊水検査の方法
ダウン症
ありとあらゆることを調べました
赤ちゃん、ごめんね
君を守れない未来が来るかもしれない
ごめんねごめんね。