勝手なアメブロのイメージだと
このぐらい
改行が多くて
かわいい画像
とか
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みたいな絵文字が多くて
中央寄せの文章が多いけど
奥津マリリさんの文章の書き方が好きなので改行もほど良く
左寄せの文章で書き始めようかな。
はじめに
このブログは一フィロソフィーのダンスファンの感想と備忘録である。(間違いがあれば指摘してほしい)
▪️そもそもフィロソフィーのダンスとは?
フィロソフィーのダンス(Dance for philosophy)
奥津マリリ(リーダー)
佐藤まりあ(サブリーダー)
日向ハル
十束おとは
(敬称略)
の四人からなる女性アイドルグループ。
(出典:オフィシャルサイトよりhttp://danceforphilosophy.com/?page_id=12
)
メンバーのこと、グループのこと色々と語れるのですが今回は楽曲、特に2ndアルバム「The Founder(ザ・ファウンダー)」にフォーカスを当てていきたい。
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THE FOUNDER
3,000円
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⑴ダンス・ファウンダー
アルバムの1曲目。アルバムのタイトルが「ザ・ファウンダー」であることからもこの曲がリードトラックということが読み取れる。
80'sディスコブギーな曲ではあるがテンポが少し早い。振り付けも分かりやすくとても広い入り口になる曲だと思う。
サビの「新しいダンスを踊らせてあげる〜」はまさにこの曲を一言で説明してくれている。
この曲は彼女たちの4thワンマンの一曲目で初披露された曲だ。正直初めて聴いたときはこんな曲フィロソフィーのダンスにあったけ?と勘違いしてしまうくらいに発表時からほぼ完成されていた。その証拠にこのワンマンのラストにもう一度披露されたダンス・ファウンダーはもうすでに彼女たちのアンセムとなっていた。
ユニゾンが少なくほとんどのメインパートを日向ハルと奥津マリリが歌うこのグループでは珍しくパート割りがほぼ均等。
最後のサビではメンバーが全員交代して歌っている。
たぶん1stアルバムの段階ではこの楽曲をフィロソフィーのダンスとして歌いこなすことはできていなかっただろう。それくらいにメンバーの歌唱力が向上しているのと、個人的にグループの楽曲で一番重要だと思うグルーヴが出来上がってきているのだと思う。
自分が何より驚いたのは日向ハルのフェイクをしっかりと大サビ前の大事なところに入れていることである。
もちろんライブ中などではあの極上のフェイクは度々聴けるのだが、しっかりと楽曲に録音されているのはこの曲が初めてではないだろうか?
ただしっかりと聴いてくれている方は気付いているだろうが、フェイクの部分と彼女が歌う部分が重なっているのでライブでは違う方法で表現しなければいけないのだが、さすがDiva日向ハル。驚くべき歌唱力で観客は両手を挙げ、ある種の勝利みたいなものを掴み取っている。
フィロソフィーのダンスの楽曲においてほぼ全ての楽曲の編曲と一部作曲を担当、80'sブラックミュージックへの愛と尊敬を感じる宮野弦士さん。ほぼ全ての作詞を担当し哲学に対する造形が深いヤマモトショウさん。この二人がかかせない。(もちろんプロデューサーの加茂さんも)
特にこの曲は詞が気になる。
「どこがフロアで 何がステージ こわしていけばいい、今さらもういいよ 世界のボーダー!」
「ここに間違ったステップなんてないんだ 誰のものでもない方法を踊れ」
ものすごく多様性の歌である。
多様性のダンスの歌だとどうしてもこの曲が頭によぎる。
「今を踊る すべての人に捧ぐ 君だけのダンスを 世間のフロアに出て 叫べ」
ダンス・ファウンダーのすごいところはweek endに出てきているフロアという概念すら壊そうとしているところ。
ダンス・ファウンダーの歌詞の話に戻るが「ここに間違ったステップなんてないんだ 誰のものでもない方法を踊れ」てにをはフェチの自分はこのをがものすごく気になるのだ。
誰のものでもないダンスを踊れならものすごくすんなり入ってくる。
しかし、方法を〜となるととても引っかかるのだ。方法でではないのだろうか?
色々と考えられるのだが日向ハルがナタリーのインタビューの一部を抜粋していたツイートを見て一つの答えが出た。
https://twitter.com/halu_philosophy/status/933380734034706432
方法=手段なのかもしれない。
手段だとをでもすんなりと入ってくる。そして、このインタビューで語れているアイドルらしくなくていい、アイドルにマイナスイメージを持って入る価値観を変えるグループになるという意味が込められていると感じました。
それをふまえてこの曲を聴くとフィロソフィーのダンスに関わっている人の決意を感じます。歌詞を見返すとよくわかると思いますが曖昧な言葉を一切使わずに断定的な言葉で締めくくられています。
この後に発表されたヤマモトショウさんのソロプロジェクトSORORのこの曲に日向ハルが選ばれたのも納得です。
⑵ライク・ア・ゾンビ
やはり曲だけ聞くとどうしてもこの曲がついてくる。
フィロソフィーのダンスはovertureもthrillerの雰囲気があるので1曲目がライク・ア・ゾンビだと繋がりがいい。
ただ歌詞を見ていくとただのゾンビソングではない。
そう浮気男の歌なんです。
「日常はまあ退屈、でも黙ってしまったら終わりが近づいちゃうから」ただまだ女性の方にも未練がある感じ。
歌詞に出てくるp-zombieはPhilosophical zombie(哲学的ゾンビ)普通の人間と区別する事が出来ないゾンビという哲学用語らしい。
既発の配信曲はアルバム・ミックスになっているのだがこの曲が一番違いが判りやすいかもしれない。
⑶はじめまして未来
ライク・ア・ゾンビがアルバムと先行配信の違いが判りやすい曲ならこの曲は少し判りにくい曲かもしれない。最初のユニゾンの部分の十束おとはさんのヴォリュームが少し上がっている気がする。フィロのスの楽曲の中で歌割りが一番均等である。
宮野さんのブログにも書いてましたがEarth, Wind & Fire のSeptemberをモチーフにしているのがよくわかります。
日本人が一番ポップスとして耳馴染みのあるファンクはこの曲なのかもしれません。だからかこの曲がフィロのスの中ではアイドルポップスだと言われる所以かもしれません。
奥津マリリが歌っているBメロ部分のコーラスもLet's Grooveのイントロのようなボコーダーを使ったようなエフェクトになっていてそこもE,W&Fオマージュなのかなと思うと色々発見がある曲です。
この曲の個人的に気になる部分は2番の十束おとはのパートの「きっかけはあの時に〜」というところの「あの」らへんで流れるエレピの音がたまらなく不穏で好きです。
作詞の面ではDメロの「走っても明日はすぐこない、でも助走つけてはじめたい、ずっとずっと先の未来でも理由はここから」という歌詞がとても印象的だ。
雰囲気は違うのだがこの曲を思い出す。
現実がしっかり見えてる上での希望の歌というのか、すごく前向きになれる曲だ。
その感じは「いつだって明日はそう今日より後」という当たり前じゃん!とツッコマれそうな歌詞にも表れているのかもしれない。
⑷エポケー・チャンス
https://youtu.be/Rs5tpZMBVww?t=25m46s
https://open.spotify.com/track/0x2gckOrzdMGlKkEj0Pe6E
イントロだけ聞くとやはりこの世界一のファンクミュージックを思い浮かべる。
The Founderは前作FUNKY BUT CHICよりストレートなファンキーな曲は少ない。今曲は今作の中で一番ファンクな曲だと思う。サビの日向ハルの気持ち良く歪んでいるボーカルはぜひレコードで聴きたいくらい上質だ。まさにゴリゴリのゴリである。
話は変わるが、やはりアイドルが歌うとこういうどスレートなファンキーな曲にも楽しみを見つけるアイドルヲタクのキャパシティの広さにはいつも感心する。
チャンス!の部分で対抗するように「オイっ!」のレスポンスはとてもライブ映えする。
アウトロの雰囲気やファンクをうまく日本のポップスに落としているのはこの曲以来ではないだろうか?
歌詞は曲に反して悩んでる恋に一歩踏み出す応援ソングみたいになっているのも面白い。
⑸夏のクオリア
https://open.spotify.com/track/29eJAzsy6nf4oBiDZ5ngbK
夏だ!海だ!山下だ!というキャッチコピーがあるならばフィロのスの場合はやはりマリリだ。
この清涼感をだせるアイドルが今どのくらいいるだろう?
アーティスト全体を見渡しても自分が思いつくのは土岐麻子、今井美樹、一十三十一くらいだ。
前作に収録されている告白はサマーを聴いてもわかる通り爽やかな夏の曲が本当に合う。
歌詞の面ではBメロがやはり印象的だ。
駅から海へ続く道、海から駅へ同じ道..行って戻っているような歌詞ではあるが時間の進行と物語の進行が描かれている。
フィロのスの曲の大事な部分(個人的に)は意外と十束おとは、佐藤まりあの二人が歌っている場合が多い印象。
⑹ニュー・アタラクシア
夏のクオリアが地中海ならこの曲はまさにカリブ海。ラテンビーツが心地よく夏の暑さを教えてくれる。
サビの日向ハルの跳ねてる歌い方、ここにきてまだ新しく出てくる佐藤まりあの声色。
4thワンマンで早藤寿美子さんがパーカッションで叩いてくれた曲の中でも一番曲が華やいだ印象。よりフェスティバル感が強くなった。
⑺バッド・パラダイム
https://youtu.be/kT7Y5sAIc6o?t=4m38s
アルバムの中でもテンポの遅い楽曲。ファンク好きにはたまらないくらいベースが前面に出てる。サックスやブラスが出てくるタイミングも流石野戸さん。
歌詞も含めて力強くちょっと悪くすら聞こえる。
3rdワンマンで披露されたアイム・アフター・タイムへのノンストップでのつなぎもかっこいい。
ファンクはもともと綺麗な音楽ではないと思っているのでこのぐらいの怪しさがある方が好きだ。
⑻ミスティック・ラバー
https://youtu.be/Nb2gEUGV0SI?t=4m26s
奥津マリリのもう一つの魅力、妖艶な歌声が聴ける一曲。
キーが高めなので日向ハルのファルセットが聴けるのも珍しい。
ベースラインがものすごくアシッドジャズ。
アイドルが歌うと感慨深い挑発的な歌詞も魅力。
⑼ドグマティック・ドラマティック
ものすごく豪華絢爛な印象の曲。ニュー・アタラクシアで感じたラテン感がもう少し都会的になったような感じ。
サビの部分が気持ち良くみんな声の伸びがいい。
曲調は違うけどこんなキメキメのホーン聞いたらベイベーとしてはやはりこの曲が思い浮かぶ。
(10)アルゴリズムの海
曲はシタールなどが入っていてインドっぽさサイケっぽさがあるが少し最近のEDM感もある。
ヤマモトショウさん作曲ということもあり攻めている。
歌詞にもエディット、エラー、バグなどプログラミングやコンピューター関連の言葉が散りばめられている。
Bメロのコーラスで響く日向ハルの声も魅力的。
(11)ベスト・フォー
この4人でしか歌えない歌。最初にダンス・ファウンダーがこのグループの入り口になる曲といったがベスト・フォーはその入り口からさらに一歩踏み込んだ時に出会う曲。
初めて3rdワンマンでこの曲を聴いた時にこのグループの未来が見たいと思った曲。
大サビ前の感想でメンバーが向き合う姿はSMAP好きの自分はこの曲を想像せずにはいられない。
最後のサビで日向ハルと奥津マリリのユニゾンが綺麗に響き合う。そして日向ハル→奥津マリリ→佐藤まりあ→十束おとはとベスト・フォーが重なって完成される様は見事だ。まさに最高の4人だと思う。
2ndワンマンで初披露されたらしいが何故かセカンドワンマンだけ映像も音源もないのでどういった形でもいいのでフィジカル化していただきたい。
二人称があなたでなく君になっているのがすごくこの曲に合っている。インタビューでハルちゃんが「”君”はメンバーのことを指しているんですよ〜」と言ってて確かに最初のwe will survive we'll be best 4 という歌詞だけ取るとそう聞こえる。
でも、サビの「君の好きなものに君の前でなるよ」を聴いてしまうと目の前にいるファンに、もしくはまだ出会っていない”君”に歌っているように聞こえて仕方ない。
「どんなに好きでもきっと、終わりがありそう そう見える世界だな」、「魔法には 自分からそう かかりにいくものでしょ」、「君の好きなものに君の前でなるよ」どうして自分が音楽が好きなのか?アイドルが好きなのか?ライブに行くのか?この一曲で全て表してくれている。
音楽をどうして聴くのか教えてくれる曲はたくさんある。その数ある名曲の中にベスト・フォーは肩を並べたのではないだろうか?
「君たちが苦しいのはわかってるし、だからといって、君たちに会って直接助けることはできない。でも、音楽聴いてりゃ楽しいじゃん」吉井和哉の言葉である。
ベスト・フォーは基本ライブの終盤でかかることが多い。もし、大きなライブでラストにこの曲を持ってくることができたらフィロソフィーのダンスはさらに上にいける気がする。
(12)ジャスト・メモリーズ
やっとこの曲に辿り着いたというくらいに長いブログになってしまった。
今曲はとても思い深い一曲である。
自分がフィロソフィーのダンスを初めて観たのが2017/4/22フィロソフィーのダンス定期公演Vol.13@club asia ゲスト:寺嶋由芙 である。
その時初披露されたのがこのジャスト・メモリーズである。
そのあとに観たストーン・ローゼズの来日公演の感想を書くのを忘れるぐらいこの曲のインパクトは強かった。
当時のツイートでこんなことを自分は言ってる。
https://twitter.com/hkm2520/status/855678634643800064
https://twitter.com/hkm2520/status/855730692335861760
そう、このときから大名曲なのだ。初めて聞いたとき会場の空気、景色、温度が変わったのが今でも覚えている。
アイドルバラードというカテゴリーを遥かに超える名曲とそれをほぼ一人で歌い上げる日向ハルという天才。
海外のdivaにも匹敵するのではないだろうか?
最近はサブスクやyoutubeなどあり1曲を頭から終わりまで聴いてもらえることは少なくなった。
その中でも約6分というバラード曲をこのアルバムの最後に持ってくるのは勝負でもあり必ず聴いてくれる人がいるという証明でありこの曲を必要としている人がいるという確信である。
自分が最も尊敬しているアーティスト小沢健二の言葉を借りるなら「どうかこのレコードが自由と希望のレコードでありますように。そして、このCDを買った最も忙しい人でも、どうか6分だけ時間を作ってくれて、歌詞カードを見ながら「ジャスト・メモリーズ」を聴いてくれますように」と切に願う。
2018年もっと大きく輝け、フィロソフィーのダンス。
