日本株に比べて影が薄いJ-REITについて考えてみる

 

中リスク・中リターンと言われているJ-REIT

 

 

 

 

好調な日本株に比べて

 

現状、いまいちパッとしないパフォーマンスですねキョロキョロ

 

(先週金曜日時点でJ-REIT指数は1809 程度ガーン

 

 

 

ふと目についた記事ですが、

 

龍谷大学経済学部教授 竹中正治氏が興味深い考察をされていました。

 

(↓こちらをご覧ください)

 

日本株高に出遅れたJ-REITに勝機あり、11年ぶり割安圏の謎を解く(ダイヤモンド・オンライン)

 - Yahoo!ファイナンス

 

 

 

米国REIT(記事ではMSCI US REIT指数)と日本国債利回りの2つの変数設定をし

 

直近10年間について重回帰分析を行ったところ、

 

東証REIT指数の前年同月比の変化の66%をこの2つの変数で説明可能とのこと。

 

 

 

 

 

記事を自分なりに解釈すると以下になりましたニコニコ

 

 

 

 

J-REITと正の相関をしているUS REITは、

 

米国の長期金利が下がってくれば、

 

債券に比べ相対的に投資先としての魅力度が増すこと予想される。

 

結果、

 

米国長期金利が下落→US REIT↑→J-REITもチャンス到来(の可能性)

 

が成りたつだろう

 

(もちろん、時間差はあると思います)

 

 

 

 

他方、日本の金利はそのうち上がってくることが予想され、

 

そうなると、

 

資本コストは上昇する一方、

 

インフレによる

 

(業績の)成長率は高まるという考え方は

 

理解できる。

 

 

 

なので、

 

相反する「金利/資本コスト/割引率」と

 

J-REITの「成長性」のどちらが影響が大きいかを考えると

 

記事のとおり、

 

一気に日本の金利が数%も上がる事はないでしょうから

 

割引率よりも成長率が上回る可能性は十分にあります

 

(r<gが成りたち、J-REITの事業価値が上がる↑)

 

 

 

 

 

加えて、

 

J-REITの保有者の過半数が(国内)金融機関であり

 

もしカネ余りの環境であるならば、

 

(銀行としての)本業の融資先がなかなかみつからない状況でしょうから

 

J-REITへさらに資金を割り当てることも

 

確かにあり得ますね

 

 

 

 

マクロ目線で定性的には

 

今は「投資の機会」という記事の考えは理解できます。

 

 

 

それに、

 

割安感もでていますのであとは上がるだけ。

 

 

 

 

 

でも、それがいつなのか?は

 

今後、1-2年程度と

 

少し長い目で見る必要があるのかな

 

と想像していますウインク

 

 

 

J-REITもWatchしていこうと思います

 

(投資は自己判断、自己責任でお願いします)

 

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