LIFE SHIFT 人生100年時代の恐怖
アンドリュー・スコット、リンダ・グラットンの「LIFE SHIFT -人生100年時代の戦略-」が2016年に出版されました。
その続編である「LIFE SHIFT2」について、橘玲さんが所感として、以下の記事をまとめられていました。
それについて、自分の感想としては、
とにかく
「恐ろしい」
の一言。
(ほとんどの場合)30代までに、自分の専門性を見極めて、仕事を決めて、生涯を通じて、一筋に磨いていくしかない。
専門性についての先見性の見極めが甘かったり、(テクノロジーの進化で仕事がなくなるような)不運に見舞われたりしたら、キャリアが途絶えるとともに、収入も激減するという危機に直面する。
「超高齢社会での最強の人生設計は“生涯共働き”以外にない」
というのもうなずける。
以下の試算が本当ならば、生活水準を大幅に落とさない場合で、70代後半ぐらいまで働き続ける以外ほとんど選択肢はないように思います。
「寿命が10年延びるごとに、引退後の生活費を確保するために7年長く働かなくてはならなくなるとの試算もある。」
年金制度を考えてみても、25-30年間働きつづけ、その後、20年ほどの老後生活を年金で送れるようにするので精一杯だと思う。
(願望含め)自分のような昭和生まれ世代はまだなんとかなるやもしれないけれど、
「今の20代は80代まで働かないとならない可能性がある」
というのも、かなりの確度で、人によってはそうなってしまうのではと思ってしまう。
70代で働くことを回避しつつ、節約への強迫観念からも免れる、わずかばかりの選択肢としては、若いうちからの資産運用によって老後資金を準備することでしょうか。
単なる「貯蓄」ではダメで、(複利で)資産を増やす「資産運用」が必須ですね。
人生100年時代の人生設計としては、以下となりますでしょうか。
- (パートナーがいる場合は)共働き
- 若いうちから資産運用
それと、もしリカレント(学び直し)教育を大人になってからするならば、資産運用で役立つ「ファイナンス」をおすすめしたいです
経済的自立をして、人生100年時代を切り抜けられるように、明日からまた市場の変化を楽しみたいと思います
(投資、リカレント教育は自己責任、自己判断でお願いします)