久しぶりの米国株 ライダーシステム Ryder system, Inc 【R】
残念なことに、GWが終わってしまいましたね。
家に籠ってばかりでしたが、のんびりできました。
さて、米国株について。
保有米国株について久しぶりに確認しました。
言語の問題で、英語で有価証券書などをWatchするのが面倒に感じてしまい、基本時には個別株ではなく、投資信託かETFで投資するようにしています。
そのため、個別株はAT&Tなどの高配当株を中心に数銘柄保有しているのみです。
しかも、一旦購入すると、BUY &HOLDで、あとは、数か月に1回確認するかどうかという手の抜きようです。
そんな中、久しぶりに保有米国株をみてみたら、Ryder system, Inc 【R】が2020年の最安値より約3倍も上昇していました。
すごい!!びっくり
Ryder system, Incは1933年創業の老舗の会社。
Tickerも【R】の一文字のみ。
老舗企業は一文字が多い印象ですが、Ryder もその一つですね。
事業としては、米国国内を中心にトラックリースの米国最王手の会社です。
四季報によると、【同種の日本企業】はオリックス自動車、だそうです。
企業戦略としてInnovationに力をおいており、ROE 15%の経営を掲げています。
そういえば、昨年、独自にベンチャーキャピタル事業を立ち上げたというニュースがでていました。
事業は以下の3つの柱で構成されていて、売り上げ規模は概算で、主要のリース・レンタル・メンテナンス等のFMSが6割を占めています。残り3割がSCS, 1割がDTSとなっています。
【事業内容】
Feet Management Solutions (FMS)
Supply Chain Solutions (SCS)
Dedicated Transportation Solutions (DTS)
2019年から純利益がマイナスとなり、2020年のコロナ禍をむかえます。
2020年も純利益に大きなマイナスを出すも、頑張って配当は継続していました。
4月末に出された2021年1Q業績のPress releaseを見ると、主力のFMS事業の一株利益の大幅な回復で、昨年から回復中だった株価が、さらに急上昇したようです。一株益予想も1.3倍になる見込みで、ROEも予想を上回っていました。
3つの事業がすべて一株利益が上昇しており、全体の一株益が大幅に上昇したようです。
ただ、主力事業のFMSに関しては、売上が増加しているということではなく、中古トラック、トラクターの販売価格上昇と減価償却のインパクトが下がったこと、そしてコスト削減したことが主因のようです。
配当利回りが約3.5%の時に参戦し、現在、2.6%程度まで下がってきています。
業績の安定と高配当を目的に参戦していたので、今後も継続保有するかどうするか、考えどころかなと思っています。
悩めるだけ贅沢ですね。
(投資は自己責任、自己判断でお願いします)