「日本人のための広東語」
私は香港に移り住んでからはじめて広東語の存在を知りましたので
テキストを買うときは、香港のデパートにある日系書店で選ぶしか方法はありませんでした。
その書店ではじめて買ったのが「はじめての広東語」でした。
しかし、外国語学習者のならいで、新しいテキストを欲しがってしまい、
ネット上でいろいろと検索していたところ、
「日本人のための広東語」という名前のテキストがあるという情報をキャッチしました。
「日本人のための広東語」
「日本人のための」とわざわざうたっているくらいだから、
9声の説明を長々やるようなことはせず、日本人に特別分かりやすいように
作られているんだろうと思いました。
書店で手に入らなかったので、すぐさま香港の出版元に連絡して
取り寄せたい!ということを伝えました。
そしては私はそこまでわざわざ行って、本を購入しました。
やっとのことで自宅に帰り、さっそく読んでみると、
えっ?! 普通のテキストと全く同じじゃん!!
思いっきり9声を使って説明をしてあるじゃん!!!
名前はたいそう魅力的でしたが、中身は他のテキストと同じでした。
本を書くときは、タイトルがいかに大切であるかを思い知らされました。
つづく・・・