今度は、ボコーダー。
これもダウンロード可能。
後半にボコーダー部分が登場します。
まあ、坂本龍一というか、普通というか正統派の使い方。
この部分ね。
ReasonのボコーダーはBV512。
BV512の使い方は、前にやりましたね。
これも基本的に同じ使い方。
ラックを見てみましょう。
AUDIO TRACKに
- MClass Equalizer
- BV512
- thor
そして、combinatorのDe Esserパッチが接続されていますね。
背面。
特に説明はいらないですね。
- AUDIO TRACK - TO DEVICE (L)
- MClass Equalizer - Audio Input (L)
- MClass Equalizer - Audio Output (L)
- BV512 - Modulator Input
以上が、モジュレータの信号パス。
- thor - Audio Output
- BV512 - CARRIER INPUT
以上がキャリアの信号パス。
この設定で、BV512に処理されて、外側のDe Esserを通過して、AUDIO TRACKに戻るということです。
このルーティング自体は、前にやったのと同じですよね。
今回は、モジュレータとキャリアの音を聴いてみましょう。
ボコーダーの威力がわかります。
まず、モジュレータ。
次にキャリア。
モジュレータは、単に喋ってるって感じだよね。
キャリアはthorで和音でやってる。
音色はシンプルなAnalogオシレータのSawtoothウェーブ。
前にも説明したけど、キャリアの音色は持続系のシンプルな音色を自分で作るのが一番ですよ。
この二つがBV512で処理されて、さっきのボコーダーサウンドになるわけです。
【9.5対応改訂】この部分に変更はありませんでした。