エディットモード - Edit Modes
9になって、ReasonでもPitchの編集ができるようになった。
DAW化してますな。まあ、便利は便利だよね、Logic Proに持っていかなくていいわけだから。ただ、Reasonの良さは失わないで欲しいな。
昔、Propellerheadの社長が「Reasonは楽器だ」って宣っていたけど、それがいい。
DTMというかDAWだな。DAW。これってやる人の立ち位置が4つくらいに分かれると思う。まあ、通常、複数の立ち位置を兼任するんだけど。
まず、マスタリング&ミックス寄りのエンジニアタイプ、それから楽曲制作・トラック制作寄りのクリエータータイプ、あと、MIDIプログラミングというか打ち込み寄りのプログラマータイプ、そして演奏を録音するプレイヤータイプと。
まあ、別に4つに分類する必要はないんだけど、シンセのサウンドデザインが好きな人もいるだろうし、宅録とか、単に自動演奏したいとか、ライブ、DJと人間単位で見ると色々あるけど、どの分野でも、Reasonは何か不足してるし、ソフトウェア単位で見ると、やっぱReasonもRecordもDAWとしては異質でしょう。
Pro Toolsにしても、CUBASEでも、なんていうのかプロユースにも耐えるものを作ろうって感じはする。Logic Proは、なんとなく迷走してる感もあるが。それは、やっぱGarageBandの存在に引っ張られてる面があって、Pro ToolsやCUBASEと、やや方向性が違うような、まあ、迷走だな。迷走中。
で、Reasonの場合、DAWのようでDAWでない。Rack Extensionはあるけど、所謂、プラグインじゃないしね。
そして、最初からReWireでスレーヴになることが前提になってるでしょ。
Reasonはマスターになれないからね、ReBirth相手以外では。
ReWireマスターになれないし、プラグインないから、やっぱDAWじゃないんだよね。
でも、ReasonというかRecord由来のメインミキサーは本当に使いやすい。ここを強化するって意味でPitchをいじる機能がつくのはありなのかやっぱ。
で、Pitchにしろ、前回のリバースにしろ、モノオーディオのMIDIノート化にしろ、Reasonに搭載されると、おお、ついに来たかって感じがするくらい搭載されるのが遅いんだけど、だいたいLogic Proより使いやすい。
オーディオ編集は楽器の範疇じゃないけど、なんとなくそういう文化というか思想は感じるね。
プレイヤーに使って欲しい的な。
端的な例は、MIDIキーボードでの入力はリアルタイムしかできないとかね。
ちなみに今までインライン編集って呼んでたものはスライスエディットに、コンプ編集はコンプエディットに呼称が変わってる。
【9.5対応改訂】この機能は特に変更ありません。