オーソライゼーション - The Authorization system

 まず、オーソライズの方法が微妙に変わっている。

6.5は、インターネット認証とIgnition Keyを使った起動のみだったが、9.2では、インストールしたコンピュータ自体をオーソライズできるようになっている。

 これは、どうやら7から変わっていたようだ。

例えば、iMacをオーソライズしておいて、さらにIgnition Keyによる起動をMac miniでやって、MacBook Proで使用するときはインターネット認証を使うということができる。もちろん、同時起動はNGだが。

 Mac miniでReasonを使いたいとは思ってないんだけど、6.5を入れてあって、それをIgnition Keyで起動している。

 それは、Line 6アンプが廃止になったので、Line 6のアンプを使っていた曲は6.5で起動して、そのトラックをバウンスしておく必要があるからだ。

 Softubeのアンプとは音は違うし、ワウもついていないので、Line 6の音で残そうと思ったら、そういう作業が必要になる。

 Reasonの場合、異なるバージョンを同じコンピュータを入れておくのはトラブルの原因になる。起動の度に認証情報を読みにいくけど、異なるバージョンの認証情報が書かれていると、書き換えようとするので煩雑になるし、シリアルを求められたりするからだ。

 Mac miniにIgnition Keyを挿しっぱなしにしておいても、iMac自体が認証されているので、こっちでIgnition Keyを求められることはない。

 

 これは、俺にとって都合がいい。

 

自動プログラムアップデート - About automatic program updates

 8.2以降、アップデートが自動でできるようになっていた。アップグレード時9.1だったが、この機能で現在は9.2になっている。

 まあ、この機能が8.2までなかった方が異常で、少なくとも6以降インターネット認証をやってたわけだから、その時点で導入してもよかった機能だよね。

 Propellerheadって会社は、頑固に自分の世界を守る会社で、そこがいい所なんだが、これについては悪い面に出たね。

 

【9.5対応改訂】この部分の変更はありません。