これも9から加わったPlayers デバイス。
スケールのフィルターと設定しているスケールでコードを生成するデバイスです。
まず、ScalesのセクションでKEYとSCALEを設定します。
これでChordsセクションのChordsスイッチがオフなら何も起きない。
間にあるFILTER NOTESスイッチがオンなら、スケールに合わないノートをフィルターします。まあ、普通はオフでいいでしょうね。
FILTER NOTESスイッチで、Chordsもオフなら、本当に何も変化なし。
Chordsをオンにすると、Scalesで設定したキーとスケールに依存して、ワンキーでコードを生成します。
このセクションにあるノブやスイッチは、生成するコードの設定です。
NOTESが1なら基音のみ。
NOTESを2にすると、5thを除いたコードが生成される。
NOTES 3で、5thが入ります。
NOTES 4で、7thが入る。C MajorでCを叩けばCmaj7がC MinorならCm7になりますね。
NOTES 5で、9thが入る。C MajorでCを叩けばCmaj9がC MinorならCm9。
INVERSIONノブは、転回形です。0なら転回しません。当然か。
OPEN CHORDSスイッチは、オープンコードになります。
これもINVERSIONノブによって転回していきます。
ADDは、設定したコードにさらに音を加える。
OCT UPとOCT DOWNはオクターブ上下の音を加える。
COLORはスケール依存で、C majorなら、add9になる。
ALTERボタンは、押しながら鍵盤を叩くと、別の形に変更してくれます。
どう変更されるかは、キー、スケール、ノートに依存します。
例えば、C MajorでEを弾くと、通常はEmになりますが、ALTERを押しながらだとEになるという具合。
【9.5対応改訂】PlayersデバイスもPlugin Rack Deviceで使用できる。他のDAWでMIDI FXを使うよりも視認性が良いので是非、使ってみよう。