大病院の待ち時間えげつない。


解約したので来月は読めなくなるKindle Unlimitedで時間を潰してます。


午前中から待ってるのに一冊読み切って食堂でご飯まで食べられる始末真顔

前にも買いたように、本を読むのが好きです。


最近新NISAのために何冊か読みたかったので

Kindle Unlimitedに登録しました。


これまで何度も登録して解約してますけどにっこり


Kindle unlimitedで読んだ新NISA関連本


高配当投資について調べていましたので。


で、たまたまKindleで流れてきた本。



橘玲「無理ゲー社会」

ため息出ちゃった。

•大抵のことは生まれた時から決まってる。

•努力すれば夢は叶う、というのは残酷で、努力できるかどうかさえも遺伝や環境に左右されてる。

•これからの社会の勝ち組は知力が高いかどうかで決まる。

•しかし知力の高さも遺伝で大体決まってる。


まだまだ色々書いてあるんだけど、ざっと刺さったのはこの辺り。何が辛いって、データとか沢山出てきてある程度証明されてしまっているところ…


ではなく、

残念だけど、実感としてそういう空気をひしひしと感じてしまっていること。

頭が良いことが評価の絶対的な軸になりつつあるのは


バラエティ番組で高学歴の「一般人」がたっくさん出ているのからもわかる。


そして、そういう人を少し調べれば、彼らの親御さんの多くが高学歴だったり社会的に高い地位にいることもわかる…


私はもうなんでも良いけど(8000万背負ってる情弱だし)

我が子達、大変な時代に生まれてしまったね赤ちゃん泣き


学歴が全てと言いたいわけじゃないです。


そうではなく、頭が良いことが昔よりずっと価値あるものとして、特に若い子たちの間の共通認識になってるなって感じてしまうってこと。


今やアイドルもタレントもアナウンサーも、

かわいいカッコ良いだけじゃなくて高学歴も揃ってて当たり前みたいな空気あるよね?


少し前なら、勉強ばっかり=ガリ勉でカッコ悪いとか、そこまでいかなくても勉強なんか出来なくても成り上がれる!とか、そういうのがまだ残ってたような。良いかどうかは別として。


あと、「実家が太い」って言葉ね。


一昔前ならさ、、、皆分かっててもこういう言葉を露骨に使うのはあんまり良くない•カッコ悪い、みたいな空気があったよね。

親の世話にはならん!!みたいな(古)

少なくとも高校生や大学生が日常的に使う言葉じゃなかった。


でも今は、「実家が太い」は、めちゃめちゃに振り回せる武器みたいになってる。

実家の太さなんていう、本人にはどうやったってひっくり返せないものを表立ってアピールしたり評価する雰囲気は確実にここ数年で出てきたと思う。

勿論、実家が太い人なんてむっかしから山ほどいたわけだけどね。


表向きは自由な自己実現を唱えながら

実際は「生まれ」に左右される

それが今なんでしょうね。


こういう時代に、

頭が良いことが全てじゃない!

その子なりの個性を伸ばそう!

やりたいことをやることが幸せ!とかって

それは真実だと思いたいけども…


子どもに無邪気に吹き込むのは

違うのかもしれないと思った。


ちなみにこれは、他にも色んな本を読んでの感想です。



有名なマイケル・サンデルさんの本


最近のヒット


この辺りの本が参考になる。



難しい時代だから、


IQが全てだ!!と言って子どもを能力で選別したり

勉強を強制したり

かといって

勉強出来なくてもしなくても幸せになれる!

と無責任に言うのでもなく


その子の特性を見極めながら、

生きる力

ならぬ、生き抜くための武器を身につけさせてあげなくちゃいけないんだな、と思った。


それが何なのか、今のところはわからない。


はっきりしてるのは、このくそみたいな

超高齢化資本主義リベラル自己責任社会において


お金があって幸せになれるとは全く限らないけど

お金が無ければ不幸になる可能性が極めて高い


ということかな、と思う。


長々と駄文になってしまったけど、

つまり、お金を持つことは基本の基本の基本のキ。



うっっ、、我ながら突き刺さるオチ、、、

だって我が家8000万ローン、、、


(土下座)