三菱東京UFJ銀行の中期経営計画の施策
日経新聞によりますと、三菱東京UFJ銀行は成長余力の大きい
取引先企業を対象に、特別の支援体制を組み、日本を代表する
大企業100社を専門にみる部署を新設し、中小企業についても
業種や財務内容を問わず、1000社を選んで本部が管理する方針
が決まりました。事業戦略にまで踏み込んで提案することで、
国際競争力の強化を後押ししたい考えです。
トップである頭取が変わると、中長期計画が発表されたりします。
この中で注目したいのは、銀行にとって優良な取引先、つまり
融資シェアを伸ばしたり、それ以外でも、銀行グループで支援を
出来る会社には今まで以上に本部・支店ともに囲い込みたいという
強い姿勢が表れています。海外進出や証券業務、信託業務など
幅広い範囲で支援をしていくとみられます。
「銀行は、金を貸すだけ」では儲からない
のがここ十年近い流れでしたので、その対策を行うといえます。