おはようございます😃

香港支店🇭🇰金融専門通訳のアンジェラです。

今日は、香港政府の新政策についてお伝えします。

政府、テクノロジー人材育成に助成金制度

香港政府は28日、科学技術(テクノロジー)人材の育成を目的とした支援策「科技専門人材育成計画(テクノロジー・タレント・スキーム)」を発表した。地元のテクノロジー人材の育成に助成金を出す「博士専門人材ハブプログラム」と「再工業化・科技育成プログラム」を導入する。期間は5年。

博士専門人材ハブプログラムは、「創新・科技基金(イノベーション・テクノロジー・ファンド)」が支援する企業か、香港政府系ハイテク産業団地の香港科学園(サイエンスパーク)とサイバーポート(数碼港)に入居する企業などが助成対象。博士人材を雇用し、開発プロジェクトを進める際、博士人材1人当たりで毎月3万2,000HKドル(約45万円)を最長2年間にわたって助成する。助成するのは2人まで。香港の大学か世界の有名大学で「STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)」分野の博士号を取得していることが条件となる。

再工業化・科技育成プログラムは、香港企業の人材が先端技術の知識を習得する際に、政府側が育成カリキュラムに必要な資金の3分の2を負担する。特に「インダストリー4.0」に関連する先進的な製造技術訓練を受けられるようにする。助成対象は香港永久居民に限る。

海外や中国本土からのテクノロジー人材獲得を促すべく、政府が今年6月に導入した「テクノロジー・タレント・アドミッション・スキーム(TechTAS)」に続く人材確保の政策。この新しいスキームは、今年の施政報告と財政予算案で既に盛り込まれており、創新・科技基金が5億HKドルの資金を確保していた。

科技専門人材育成計画の詳細は、創新・科技基金のサイト<http://www.itf.gov.hk/>で確認できる。


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