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香港支店🇭🇰金融専門通訳のアンジェラです。

最新の「香港銀行口座開設について」お伝えします。


銀行の口座開設簡素化、実践は少数派

香港金融管理局(HKMA)が口座開設時の住所証明提示義務を撤廃して以降、実践している銀行が少数にとどまっていることが分かった。口座開設のスピード化につながるとみられていたものの、リスクの有無を判断しづらいとして実践には消極的なようだ。7日付星島日報が伝えた。

HKMAは昨年10月、金融機関向けの「反マネーロンダリング(資金洗浄)・テロリスト資金対策(金融機関)条例」(AMLO)に関して、“低リスクの顧客”の口座開設時に住所証明の提出を義務付ける条項の削除を決定。発行後3カ月以内の公共料金領収書、銀行からの郵便物、住宅賃借契約など、現住所を証明できる書類の提示を義務付けるルールを撤廃した。

しかし、星島日報が香港の主要銀行を調べたところ、多数の銀行が依然として住所証明の提示を要求。住所証明を提示する必要がない銀行は、英スタンダード・チャータード銀行と中国の大手国有商業銀行である中国銀行系の中銀香港の2行のみだった。ただこの2行でも開設する口座によっては、住所証明が必要になるという。

英金融大手HSBCとグループ傘下の香港地場銀、恒生(ハンセン)銀行は、「導入に向けた準備を進めている」と表明した。

業界関係者は、「銀行側は低リスクの顧客の定義が難しいと判断している。住所証明の全面的な撤廃に慎重姿勢を示す銀行が多数で、模索段階だ」と指摘した。

顧客情報収集機関の導入急ぐ

HKMAはこのほど、香港銀行業界団体の香港銀行公会(HKAB)に対し、顧客の本人確認「KYC(Know Your Customer)」のサービスを手掛ける第三者機関「KYCユーティリティー」を年内に選定することを望むとの考えを示した。

KYCユーティリティーは、企業が銀行口座を開設する場合、銀行が求める企業の資料を代行して収集するほか、初歩的な審査やリスク評価も手掛ける仲介プラットフォーム。詳細は不明で、HKMAは具体的な計画について今後速やかに発表するとしている。


2018年5月8日現在、弊社で銀行口座開設有料サポート可能な


1、HSBC


2、CITI バンク


3、スタンダード.チャータード


4、中国銀行


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は、全口座開設に「住所証明書」が必須です。