香港の2月輸出額1.7%増、13カ月プラスに
香港政府統計処は27日、2月の輸出額が前年同月比1.7%増の2,457億4,400万HKドル(約3兆3,000億円)だったと発表した。13カ月連続のプラス。ただ伸び幅は前月から16.4ポイントの鈍化となった。旧正月(春節)が影響したとみられる。前月比では29.8%減。
統計処は今年1月から、従来あった地場輸出、再輸出の内訳の発表を取りやめている。
輸入額は前年同月比3.2%減の2,884億7,600万HKドルで、マイナス成長は昨年1月以来。貿易収支は427億3,200万HKドルの入超となった。
輸出先別にみると、日本向けは16.1%増の88億2,400万HKドルと好調だった。輸出先2位の米国も31.8%増。ドイツ(50.5%増)、シンガポール(16%増)、オランダ(19.6%増)も強く伸びた。一方、全体の50.6%を占める中国本土は10.5%減の1,243億9,900万HKドルとなり、足を引っ張った。ベトナム(26.8%減)も落ち込んだ。
輸入元別では、全体の41.6%を占める本土からが0.6%減の1,200億8,600万HKドル。日本からは13.8%減の173億7,400万HKドルで、3カ月ぶりのマイナス。主要10市場のうち、8市場が減少した。マレーシアは71.8%増、スイスは37.6%増と伸び幅が目立った。
1~2月の輸出額は前年同期比10.7%増の5,955億5,300万HKドル。輸入額は10.5%増の6,699億8,100万HKドルで、貿易収支は744億2,800万HKドルの入超だった。
政府報道官は、旧正月の影響が消える1~2月で見た輸出額が2桁増と好調だったと指摘。ただ米中間などの貿易摩擦が、香港の今後の貿易環境に悪影響を与える恐れにも触れた。
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