
kan-haru blog 2012 雑色駅北の架線敷設の終点 更新動画を追加Ⅱ版2014.8.7
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第5、6工区
蒲田ヤード南から雑色駅北の電力線敷設
7月13日に、雑色駅を出発する上り線先頭車両から見ると、下り線高架橋の架線が敷設されているのが見えました。同17日に、下り線の電力線敷設の区間を調べるため、京急蒲田駅から雑色駅までの下り線高架橋を見てきました。
電力線の敷設は、縮小された蒲田ヤード南側から雑色駅北方までの区間に架線が敷設されており、これで、下り線高架橋の架線敷設個所は、空港線の下り線高架橋(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 全工区統合下り線高架化工事編(第30回その5)」参照)に次いで2か所目となりました。
架線敷設説明図
蒲田のヤードは、同17日に見ると北側と南側を削減し公園に変わっていました。下り高架橋の架線敷設の開始ポイントは、ヤード南の削減されてできた公園付近が始点です。下り線高架橋に沿って雑色方へと進み電力線の架設を見ていきます。
ヤード南端から南へ進み下り線高架橋電力線架線を見る(左上・中上:削減された蒲田ヤード南端面、右上・左下:ヤードが削減されてできた公園、中下・右下:ネッツ豊田の南側空き地0717)
京急蒲田第8踏切跡は蒲田消防署が隣接してあり、下り線高架橋の高さは低い位置に低下しているガードの下り線には、単独の電架柱に架線が敷設してあります。
京急蒲田第8踏切ガード上の下り線電力架線(左・中・右0717写真拡大)
蒲田消防署南側の行き止まり道路先の下り線高架橋と上り線高架橋には、若干の高低差があるため電架柱は独立しています。第9踏切道路際のヤード付近の高架橋の高低は無く、電架柱は共通です。
蒲田消防署南附近と第9踏切付近の架線(左:蒲田消防署南側行き止まり道路の架線、中:第9踏切道路のヤードから架線を見る、右:ヤード塀外から架線を見る0717)
京急蒲田第9踏切は、第5工区と第6工区の境界です。この付近から上下線高架橋の高低は無く、複線の高架橋形態で電架柱は共通です。
蒲田第9踏切ガード附近の架線(左:手前下り線架線・海側から撮影、中・右:奥川下り線架線・山側から撮影0717)
京急蒲田第10踏切は第6工区であり、仲六郷小学校に面しています。上下線が高架走行になると、騒音が増しますが、校舎は当然防音対策が施されているのでしょう。
蒲田第10踏切ガード附近の架線(左:第10踏切ガード架線・山側から撮影、中・右:第10踏切ガード架線・海側から撮影0717)
同第11踏切付近は、踏切に接近した建屋が少なく空き地や車庫が多いため、周囲が広く感じられます。
蒲田第11踏切ガード附近の架線(左・中:第11踏切ガード架線・海側から撮影、右:第11踏切ガード架線・山側から撮影0717)
同第12踏切付近には、下り線高架橋を背にして熊野神社が鎮座しています。境内が狭いですが、末社にお稲荷様を控えて、力石もあります。昔からの鎮守様で、まさに京浜急行を守っている姿です。下り線の電力線架線の終点は、トップ写真にあるように、雑色駅第13踏切の傍が架線の端末です。
蒲田第12踏切ガード附近の架線(左・中・右写真拡大)
京急下り線高架橋の架線の敷設の状況を、雑色駅と京急蒲田第6踏切間の上り線走行の先頭車窓から7月17日に撮影しました。京急蒲田第6踏切付近は、高低差があり若干見られないところがあります。下り線
下り線高架橋第5-6工区電力架線敷設2012年7月
[クリックすると、下り線傾斜高架橋の電力線架線の様子が見られます。なお、始点付近は高低差のため、若干は見られません。]
動画をご覧頂けない方は、「下り線高架橋第5-6工区電力架線敷設2012年7月」(←をクリック)すると別画面で掲示されている動画でご覧いただけます。Ⅱ版2014.8.7
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