
kan-haru blog 2010 ホームからの眺望で乗降客に人気の高架駅丸窓
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大森町上り線高架駅開通
5月16日の早暁にかけて上り線の大森町高架駅では、高架化開通を目指して最後の準備が行われ、初電が予定通り開通しました。

開通に向けて準備が進む上り線大森町高架駅(左・中・右写真拡大)
早速初公開の大森町高架駅を見て、高架橋上を運行する電車に乗ってみました。

大森町駅構内図
上り線の大森町高架駅ホームには、在来の西口改札口(構内図①)を入ってから左に曲がり、高架駅仮通路(構内図②)を進みます。長い仮通路を行くと直進先には高架ホーム階段への上がり口と右側にはエレベータ(構内図③)があり、南側扉から乗り降りします。

上り線高架駅仮通路(左:在来西口改札口①、中:高架ホームへの仮通路②、右:正面が高架ホーム階段上がり口で右がエレベータ③)
階段登り口をあがり右に進むと、踊り場が2段付いた高架ホーム階段(構内図④)です。階段を登るとホーム北部(構内図⑤)に出ますので、ホームを南に進むとエレベータ(構内図⑥)があり、北側扉から乗り降りします。

上り線高架駅ホームへは階段とエレベータで(左:上り線高架橋階段④、中:上り線高架橋階段で高架ホームへ⑤、右:高架ホーム上のエレベータ⑥)
エレベータ後ろの南側ホームには待合室(構内図⑦)があり、さらにその南方には未着工のエスカレータの工事囲い(構内図⑧⑨)が見られます。

新高架駅には待合室があり先先に上下エスカレータが付く(左:待合室⑦、中・右:これから着工するエスカレータ工事の囲い⑧⑨)
ホームから見る線路風景は、ホーム南端(構内図⑩)から南方を見晴らすと青空が見え霞んで梅屋敷駅が望めます。また、ホーム北端(構内図⑪)から南方を見ると下り線高架ホームの情景が見られ、未だ階段、エレベータ、エスカレータや待合室等の駅造作物の工事は未着手です。さらに、ホーム北端(構内図⑫)から北方を見ると線路がカーブして上り線仮高架橋へと続きます。線路の道床は、大森町駅ホーム北端を境界として、北側がバラスト軌道敷設のコンクリート枕木の砂利道床で、南側からラダー軌道敷設のコンクリート枕木の道床です。

大森町高架駅上りホームから周囲を望む(左:大森町高架駅ホーム南端から南方を望む⑩、中:大森町高架駅上りホームから下りホームを望む⑪、右:大森町高架駅ホーム北端から北方を望む⑫)
上り線の大森町高架駅ホームの壁面には丸窓が付けられているのが他駅にはない特徴があり、その窓から眺める景色は素敵な大森町風景が見られます。晴れていれば池上本門寺と五重塔が見えますので、富士山も見られるかもわかりません。またその丸窓からは、昨年70周年を迎えた大森学園も正面にみられ、その脇に広告が掲示されています。

大森町高架駅の特徴ある丸窓から見る景色は人気の的(左・中・右写真拡大)
あいにくと本門寺の眺望が見えませんでしたが、大森町乗降客に人気の丸窓から眺めた大森町の街並み風景を見てみましょう。

上り線高架駅丸窓から見た大森町の街並み風景(左・中・右写真拡大)
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