
kan-haru blog 2010 在来下りホームと高架ホームを結ぶ仮跨線橋
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第2工区高架化開通工事
梅屋敷高架駅の上り線の5月16日開通時には下り線ホームが使用されホームへの通路は、先ず本運用時に使用する築造済みの階段で踊り場の間が結ばれ、踊り場からは北方のエスカレータ(本運用時に開通)の前で東方の第1京浜国道側に設けられた仮階段で在来下りホームの中間部まで降ります。

梅屋敷高架駅ホームの乗降通路1(左・中:下り高架ホームから踊り場までの階段0429/0315、右:エスカレータ前の踊り場から仮階段を東方に降りる0315)
仮階段の中間部に設けられた踊り場でUターンしてから、在来下り線ホームまで結ばれた仮階段で降りて、ホームを北に進み東口改札口から入出場します。高架橋下りホームのエレベータは在来線ホームでは南側が出口で、目の前が東口改札口です。

梅屋敷高架駅ホームの乗降通路2(左:仮階段を中間でUターンして在来ホームに降りる0429、中:仮階段通路予想図0315、右:エレベータ通路は改札口の前0404)
梅屋敷高架駅上は見られませんが高架駅ホーム近くの懸垂架線は、上り線上に架線されていることから開通時には列車は上り線を走行します。梅屋敷高架駅ホームの屋根の構造を見ると下り線ホーム側の屋根張りの築造が、糀谷高架駅では下り線ホーム側の屋根張りを長くした構造とは反対で短くなっており、下りホーム側での乗降時に使用するは矛盾した形状です。

梅屋敷高架駅屋根の構造(左:懸垂架線は上り線路上に布線0404、中・右:梅屋敷高架駅ホーム屋根は上り線側がなぜか広い0424)
第3工区高架化工事
京急蒲田駅では4月24日に上り線高架切替に伴う現場見学会が開かれました。残念ながら申し込み抽選に外れたので見学できませんでした。

見学会場入り口付近の模様(左・中・右写真拡大)
在来下り線ホームから2階高架ホームに進む通路の仮跨線橋の築造はかなり出来あがってきたようです。

上り線高架開通時の京急蒲田ホーム配置図(再掲)
4月29日に見ると、関係者が仮跨線橋を歩いて点検を行っていました。

下り線ホーム仮跨線橋階段(左・中・右写真拡大)
また、在来上り線ホーム側から2階高架ホームへの新設階段も、同ホームから見られるようになり、仮跨線橋を点検していた関係者が新階段の点検を行っているのが見られました。
4月24日の見学会では、高架橋ホームには構内ホームに入らずに、西口改札口北方の地下道階段西脇に設置された階段を登り、仕切り板で囲われた在来線上り線ホームの新設階段を使用して高架駅ホームへと進みました。5月16日の開通時には、この階段と西口改札口を結んで高架橋ホームへの通路として使用されるのではないかと思われます。
なお、在来線上りホームは、蒲田駅西口と在来下り線ホームへの地下道通路に進む通路のため使用する必要があります。上り線高架開通時には、蒲田駅東口から高架ホームに行く通路がかなり複雑であり、空港線の羽田空港行きが発駅により高架ホームと在来ホームの何れかから発着するので、乗り変えに混乱をもたらす恐れがあります。

西口改札から高架ホームへの通路(左・中:在来上り線ホームから高架ホームへの階段、右:幕の先の階段は見学会見物者が使用した通路0429)
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