
kan-haru blog 2007 パンフレット拡大
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うす曇りの子供の日午後、孫家族と一緒に足の便が良く、比較的混雑していないと思われる三浦半島久里浜の「くりはま花の国」に見頃をむかえたポピーとハーブを見に行きました。
くりはま花の国
ポピー祭りが開催(4月21日~6月3日)されている「くりはま花の国」(横須賀市神明町1 地図参照)は、1981年(昭和56年)に面積が572,005㎡の土地を無償譲与され、当初久里浜緑地として開設し、1988年(昭和63年)にコスモス園を開園、平成3年からはポピー園もスタートしました。コスモス・ポピーの栽培面積は、約23,000㎡と広大で年2回花が楽しめ、平成2年に「くりはま花の国」と改称して、年間50万もの入園者があります。
くりはま花の国には、京浜急行大森町から京急久里浜駅で下車して徒歩15分で、第一駐車場のある入場口に到着です。入場料は、無料で月曜が休みです。
ポピー園
入口を入ると、なだらかな丘の見渡す一帯がポピー園で、まずはオレンジ色を主体としたハナビシソウが迎えてくれ、白に赤の混ざったポピーはまさに壮観です。
ハナビシソウは、カリフォルニア原産のケシ科の植物で,英名はカリフォルニア・ポピー California poppy、色は白、黄、橙、紅、桃もあります。和名の花菱草は,花の形が「花菱紋」に似ているからだそうです。

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坂地のポピー園を上って行くと右側には、入口発着所からの専用路を行き来するフラワートレインが見られます。中央には、ポピー園来園記念の歓迎盤があり、この週辺のポピーは6月に見頃を迎える花畑で、まだ咲いてなくこれからです。

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その間隙を縫って開き始めた紅色とピンクの花びらの大きいシャーレイポピーは、見事な姿を見せておりました。
シャーレイポピーは、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草で、ヒナゲシや虞美人草とも云われます。

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ポピー園の中間地点左手の山には見事な山藤が見られ、畑には青と白のコントラストで織りなしたヤグルマキクも、見ごろを迎えるばかりでした。
ヤグルマキクは、ユーラシア大陸、北アメリカ原産のキク科で、花の形が鯉のぼりの竿の先に付ける矢車に似ていることから付けられております。

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傾斜畑のポピー園の最上部には、薄青色の可憐なネモフィラが一面に花を付けており見事でした。
ネモフィラは、カリフォルニア原産のハゼリソウ科の一年草で、その花の色からるりからくさ(瑠璃唐草)という名前でも呼ばれています。

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これで、ポピー園の花を十分と楽しみましたので、階段を昇り次の施設の冒険ランドとハープ園に向います。
ハープ園は、ポピー園と並ぶ花の国の目玉です。ハープ園の入園料は4月1日から無料となり、併設の足の湯まで無料となりました。

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ポピーの花摘
ポピー祭りは6月3日が最終日で、この日の14~16時にはポピーの花摘みが行われ、入場自由で参加費は無料小雨決行です。参加者は、軍手、ハサミ、ビニール袋等を持参することになっております。ポピーの花摘みが終了した後にポピー園は閉園となります。
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