現在、日に60通くらいのメールを受信しておりますが、1年ほど前から迷惑メールが急に増えだし、本当に迷惑しております。その反面、ウイルスメールの受信は、大変と少なくなってきております。

迷惑メールの受信状況
現在、メール受信のルートは、プロバイダー契約のメール(有料)、Webメールと企業系のメールを使用しておりますが、アドレスはそれぞれ何個か使用しております。
このうち、迷惑メールに付き纏られたメールは、かなり古くから使用しているプロバイダー系のメールと企業系のメールで、プロバイダー系メールの方は1年以上前から、もうすでに迷惑メールとさようならをしており、企業系のメールも間もなく迷惑メールとさよならをします。

現在、企業系メールの受信状態を見ますと、受信の全部が迷惑メールで埋まっております。では何故迷惑メールの受信をしているのかというのは、3~4日に1通の正常のメールが受信するために受けざるを得ないのです。これには、メールの発信者に対して受信停止あるいは受信アドレスの変更が伝達できれば解決するのですが、これが結構大変であり中々難事なのです。

迷惑メールの回避法
迷惑メールの回避のサービスとしては、メーラーや学習型迷惑メールフィルターのソフトで行ったり、プロバイダーの迷惑・ウイルス防止サービスなどいろいろありますが、それらは受信者側での手間隙がかかった上、完全なものが見当たりません。
あるプロバイダーのサービスの例では、迷惑メールと判断されたメールの件名のトップに[MEIWAKU]と付加されて認識を促すものですが、実際には迷惑メールでないメールに付加されたり、迷惑メールに付加されなかったりで、仕分けの判断がかえって複雑になったりします。

迷惑メールでは無いのに[MEIWAKU]と付けられたメール

あくどい迷惑メールには、こちらのメールアドレスを勝手に発信者メールアドレスとしたメールの受信例もあり、この種メールの発信者アドレスは当てにならず、実在しないアドレスが殆んどなのです。

こちらのメールアドレスを勝手に発信者メールアドレスとした迷惑メール

また、ウイルス回避サービスの判定では、誤判断でウイルスでないメールの添付ファイルを勝手に削除してしまうなど、利用者に迷惑・不便をきたすものもあります。
ウイルスに関しては、ウイルスソフトの使用とWindows Updateを行って、不明なメールを開かなければ、現在はほぼ問題を受けずに済むようになりました。

迷惑メールとさよならするには
迷惑メールの一種のフィッシングメールについては、受信をしないようにすることが必要です。
迷惑メールは、同一内容のメールで、発信アドレスのみを変えたメールや、発信アドレスと件名とを変えたりしたメールの送信を続けますので、トップの記述に示した様に受信メールが迷惑メールで埋めつくされた場合には、そのメールアドレスの使用を廃止して、新アドレスに変更する以外には、今のところ迷惑メールからさようならする手立てがないのが実情です。

とは云うものの、メールアドレスの変更は単純ではありません。
先ず、受信しているメールの発信者全てにアドレス変更をして貰う必要があります。それと、名刺や案内に記載しているメールアドレスを変更することと、名簿や出版物に表記してあるアドレスを見てメールを寄せられる送信者への周知も必要です。

・新メールアドレスの取得
メールアドレスを新たに取得するには、新たなプロバイダーと契約するとか別のWebメールサービスを利用する方法と、同一プロバイダーから第2アドレスを取得する2通りの方法があります。
かなり以前ですが、プロバイダーの都合によりプロバイダーの変更を余儀なくされ、メールアドレスを変へたケースが2回ほどあります。このとき、上述のアドレス変更の周知には相当の期間を要し、およそ1年近くの期限がかかりました。当然、この間は、新旧の2つのアドレスを使用して運用することになります。

このことから、新たなアドレスの取得には、次々とアドレスを変更するわけに行きませんので、安直なメールの選択は考えもので信頼の高いプロバイダーなどを使用すべきです。また、期間長く複数のプロバイダーを利用するには、運用費がかかることと、インターネットのブロードバンドのプロバイダーとの絡みも出てきますので、安易な選択は出来ません。
そこで、迷惑メールとさよならのための新メールアドレスは、上記を勘案して以前の同一プロバイダーから第2アドレスを取得しました。

新メールアドレス獲得には、追加アドレスの使用料が税込み月額で210円程度の負担がかかるのと、第1アドレスを中止することがができないのが条件となります。(つづく)

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