
好天の11月5日日曜日に、地域活動の特定非営利活動法人 大森コラボレーションのこらぼ大森のグランドで、子供交流センター活動による「第3回ポレポレエコまつり」が開催されましたので、日頃大森コラボレーションがどんな活動を行っているのかを知るため見学に行きました。
こらぼ大森は、大森町の周辺を囲むように走るメイン通りの一辺の北側にある環七通り、東側にある第一京浜国道、南側にある大森町商店街通りに、さらに西側にある東邦医大通りの四辺形のほぼ中央部に位置したところにあり(地図参照)、ここは、元大森第六小学校の跡地で、イベントは校庭跡のこらぼ大森のグランド一杯に展開して行われておりました。自宅からは、徒歩10分ぐらいのところです。

こらぼ大森
平成14年3月に、大田区最初の統廃合校として閉校した旧大森第六小学校の跡地をどのように利用するかを大田区と地域住民・区民活動団体代表などが話し合いを重ね検討しました。
地域としては、①区民の自主的な活動を応援する場が欲しい、②高齢者を支える活動のできる場が欲しい、③中高生の居場所が欲しいといった区民の希望を反映して、大田区は平成16年4月「区民活動支援施設 こらぼ大森」が開設されました。
こらぼ大森には大型児童館・子ども交流センター、協働支援施設、区民利用施設のグラウンドと体育館棟、そしてシルバー人材センターの施設を設け、いろいろな世代の人、さまざまな目的を持った人々が集う場所として出来たのです。
・子ども交流センター
子ども交流センターは、「地域で子育てを!」というコンセプトで作られたNPO法人「おおもり子どもセンター」が大田区から学童保育と児童館事業を受託して運営しており、乳幼児と保護者が一日過ごせる「ファミリールーム」、子どもたちが体を動かす遊びができる二教室をつなげた「ホール」、子どもたちが手作り工作など行える図画工作室使用した「工作室」、中高生などのバンドが練習できる防音設計の「音楽練習室」があります。
ここでは、職員の他に大学生から高齢者までの幅広い年代のボランティア、アルバイトが支えて「地域の子育て・子育ちの拠点」を行っております。
また、シルバー人材センターの「作業室」では60~80代の高齢者の方が箱詰めなどの軽作業を行っり、「寺子屋」では退職後の先生と小学生が、学校の補習勉強を行っております。
協働支援施設では、団体間の情報交換や情報収集の資料をそろえ、活動の相談の「情報交流室」や、印刷やコピー、軽作業ができる「ワーキングルーム」と短時間打合わせに利用できる「ミーティングルーム」、会議・学習会に利用できる「会議室」および「共同事務室」などがあります。
一階には来館者が飲食、休憩や歓談のできる「ふれあいコーナー」や、高齢者配食サービスに利用する「調理室」と、会食会・展示会に使用する「軽食コーナー」などがあります。
ポレポレエコまつり
子ども交流センター「第3回ポレポレエコまつり~エコな江戸をあそぼうよ~」は、こらぼ大森グラウンドで12時30分から16時まで開催されます。
当日は、外出先からの寄り道で13時少し前に着いたところ、グランドは子供たちで一杯でした。
まつり風景(会場案内図参照)は、あそびの種類によりコーナが分かれており、「子どもあそび村」には、竹筒たおしや札所めぐり、江戸くじやなど13のコーナーと共に「エコ城」があります。「遊び・体験処」には丸太切、わら細工などの11体験コーナーがあり、「楽市~食の市場~」には、焼きそば、フランクフルトやお汁粉・甘酒など10種類の食べ物店があり、何れも大繁盛で食材を追加仕入れても売り切れたようです。
「工芸村」には、花のお江戸のワッペン作り、土鈴作りや木工クラフトなど5種類のもの作りコーナーでもの作りに汗を流しておりました。「幼児あそび処」には、わらプール、江戸おもちゃ工作や紙芝居などの5種類のあそびコーナーで、その芝居小屋、子供みこし、幼児迷路や占いコーナーなど盛り沢山の江戸の遊び処が用意されておりましたので、参加した幼児、小学生などはあっという間に時間が経ったことでしょう。

ポレポレエコまつりの、遊びの準備や手伝い員は、周辺地域の町会、幼稚園父母会、大森学園高等学校(「大森町界隈あれこれ 大森町学びや もりこう会の集い(その1~4)」参照)の生徒など多数のボランティアで運営されました。
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