おはようございます。
今日も天文館店に朝一で出勤しました。
大体9:00過ぎに出社すると、いつもビルの清掃のおばちゃんがトイレを掃除しているのです。
いつものように挨拶をしようとすると、掃除のおばちゃんは、同じビルのフロアに入ってる管理会社の若い女性社員の方と談笑していました。
暑くなった天気のこと、家族のこと、最近のこと。
最後の最後に、女性社員が、おばちゃんに向かって一言。
「○○さん、本当に身体だけは気を付けて、無理しないでくださいね。暑いから水分もたくさんとってね。」
おばちゃんは笑顔で返します。
「ありがとう。ほんとうにありがとうね。」
こういうとき、鹿児島に移住してきて本当に良かったなって感じます。
東京のど真ん中の高層ビルで働いていたとき、こういう光景には出会いませんでした。
なんか同じ空間にいるのに、掃除の人は、僕らに話しかけちゃいけないかのような雰囲気だったし、ビルで働いている僕らも掃除の人が目に入らないかのような生き方をしていました。
もちろん、東京でも同じように人間らしい温かい会話をしている人もたくさんいるのだと思います。
当時の僕が、「そういう温かい世界」のチャンネルに意識を合わせていなかったということでしょう。
いろいろあって8月に閉店することにした天文館店ですが、こういう美しい思い出はいつまでも僕の記憶の中に残るのだと思います。
今日の鹿児島はとっても気持ちのいいお天気です。
今日も人生は続きます。