みんなブログに来てくれてありがとう。
先日、とある就活生のエントリーシートを添削というか、
チェックした。
とても良く書けていた。
字は丁寧だし、きれいだし、
内容も一生懸命下書きした後があって、
しかもテニスに本当に打ち込んできたようで、
そのことがよくわかる内容になっている。
いわく、年間で10日くらいしか休まなかったほど
テニスに青春を捧げてきた彼女。
だから、継続する力、打ち込む力、そして根性、
などなどいわゆるスポーツをやっている人が備える
特徴、強みがふんだんに書かれていました。
すばらしい。
ただ、何か心に響かない。
というか、おそらくたくさん届いたエントリーシートの中では
印象に残らない。
エントリーシートの、特技の欄に、
小さく、「相撲」と書いてあった。
そのかわいらしく華奢な印象からは、
想像もつかない、「相撲」。
しかも、その相撲はかなりの腕前だったらしく、
区の大会でも上位に入賞していたとか。
これだ。
「私の原点は、相撲です」
こんな切り口で入ったら、
一生忘れないエントリーシートになるだろう。
そこからテニスを導きだせばいい。
そんなアドバイスを伝えると、
彼女は意外だったようで、
「えっ、、、相撲ですか」
と反応。
みんな誤解している。
自分がすごいと思っているところ、
魅力だと思っているところも
もちろん、すばらしいけど、
大抵の場合、本当に自分が魅力的なところは
本人には見えていないもの。
だからそれを周りがちゃんと伝えて、
そこを魅力の中心に据える必要がある。
ま、つまりマーケティングだということ。
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