【就活の進め方】ライフワークの種を見つける | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

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かめいひろき@東京に戻る新幹線です。



昨日は大阪で就活生(および就活を終えた学生)7名と

お会いしてきました。



うち3名は就活をすでに終えていて、

何か戦友みたいな雰囲気で楽しくお話をしてきました(^^)。



まだ就活を続けている学生さんとの話の中で、

またひとつ私自身の学びがありました。




彼に、就活の軸を聴くと、

「信頼される人間になること」

だと言いました。




で、結果的に受けているのは、

大手損保、大手総合商社、大手メーカー、

というラインナップ。




もちろん、それ自体は悪いことではないですが、

「信頼される人間になる」という高邁な理念と、

実際受けているのは超大手ばかりという現実の間に

少し違和感を感じたのです。




彼と話している中で、私が気づいて話したこと。





「どんな人間になりたいか、というあり方の部分は非常に大事で、

 そこが定まっているのは素晴らしいことです。

 ただ、人生は定年退職後も続くものです。

 あり方に加えて、自分自身のライフワークを

 見つける努力をしたらもっと良くなると思いますよ。」





ライフワーク。





この言葉の意味を彼はあまり知らなかったようで、

ワークライフバランスの一種だと思ったようでしたが、

私の解釈はそうではなくて、

「人生かけてやりたいこと」

というニュアンスです。





もしくは、「自分が生まれてきた意味」とか

「今回の人生で成すべき使命」という感じのほうが近いかもしれません。





このライフワークを仕事にできたとき、

人は働くことを通じて、喜びを感じ、

周囲の人やお客さんを幸せにできると思うのです。






ライフワークを仕事にしている人は世の中にたくさんいます。






一番わかりやすいところで言えば、イチロー選手。






私からすると、イチローは、野球がライフワークだと思うのです。






お金のために野球をやってるんじゃなくて、

野球をやることが人生の使命だから野球をやっている。






なんかそんな風な空気をイチローの言動からは

感じます。だからあれだけ多くの人が賞賛し、感動するのでしょう。






ライフワークを仕事にしていると、

その仕事を通して、人を感動させることができる。






でも一部のトップアスリートや芸術家などを除くと、

自分の人生のライフワークを見つけるのは

なかなか大変なことなのではないかと思います。





しかも、確実に「それだ!」という答えがあるわけではないし、

あくまでも自分の解釈だという点がさらに難しくしています。






就活生が、自分のライフワークを見つけるのはとても難しい。






なぜなら、ライフワークとは、「やってはじめて見つけられる」

ものだと思うから。





イチローも、野球をやるまでは、野球がライフワークだとは

気づいてないと思うのです。





ってことは就活生は、入社するまで、その会社の仕事が、

ライフワークかどうかはわからない。





だから、それ以外の条件面や、ブランド、知名度などで

ジャッジをしてしまいがちなのではないでしょうか。





私が彼に伝えたこと。





ライフワークは、やらなければわからない。

でもライフワークの種は、就活中の自分の努力で見つけることはできる。

あなたが、節操なく色んな会社を受けていることは、

悪いことではないけど、ライフワークの種はどんどん見つかりにくく

なってしまうと思いますよ。



「内定が取れないのではないか」



「あまり知名度のない企業だと友達から馬鹿にされるのではないか」



「その企業から内定取れて、すごいって言われたい」




といった見栄やブランドは、誰しも少しは持っていると思うけど、

もうこれまでの学校社会のような、相対比較の世界は、

あと1年もたたないうちに終わります。





社会に出れば、比較ではなくて、自分自身の進歩軸が

とても重要になってきます。





比較軸の会社や仕事もたくさんありますが、

比較にとらわれているうちは、どんなに成功を収めても、

幸せは手に入りにくいと思います。





比較にとらわれて、自分のやりたいことや

成すべきことを見失った人生を送りたいのか、



比較を手放して、自分のやりたいことや

成すべきことと向き合い続ける人生を送りたいのか、





就活を通じて、よく考え、行動してみてください。






というようなことを伝えました。




彼の中でも思うところがあるようだったみたいで、

感慨深そうな表情で、帰っていきました。

きっと彼は行動を起こすことを確信しています。





そして何を隠そう、私自身、就活中には、

ライフワークなんて考えたこともありませんでした。

ただ、見栄とブランド(プライドといってもいいかも)を

満たすことを優先して、意思決定したように思います。





そこに理念や大儀がなかったので、

その後、働きがいや生きがいを見失ってしまったのは、

まさに必然であり、原因は私の内側にあったのです。





でもこの宇宙は素晴らしく、常に全ての人の人生が

良くなる方向に進むよう作用させてくれているようです。





転職後、愛する奥さんに出逢い、

愛する社長(渡辺さん)に出逢い、

愛する社内の素晴らしい仲間達に出逢い、

愛する長女に出逢い、

良い会社プロジェクトがスタートして、

愛する新しい仲間・先生たちに出逢い、

愛する母と別れ、愛する父と親交が深まり、

愛する次女が生まれ、そして

愛する就活生たちとの出逢い、

愛する法政大学院の仲間たちと出逢いました。




その全ての出逢いが本当に美しく、

結果的に私は、ライフワークを見つけることができました。




私のライフワークは、

「全ての人のキャリア(人生)が良くなる応援」です。




そしてそれは、今やっている就活支援そのものであり、

良い会社プロジェクトそのものであり、

法政大学院で学んでることや坂本先生の理念そのものであり、

犬飼ターボさんのもとで奥さんと学んでいることそのものなのです。




つながっていないようで、全て私のライフワークとつながっている。




そのことを確信できたのは、

実は先日の断食合宿中の瞑想の時間のときでした。





目の前の出来事にたとえ問題が生じていたとしても、

それは全て人生が良くなるサインだということ。




でもそのことを解釈し、伝える人がいないと、

なかなか問題から逃げてしまい、

成長のサイクルに入れない人がいること。




超スピードで進んでいく高齢化社会と震災後の復興という

2大問題に見舞われているこの日本は、

世界のどこよりも成長できるための環境がそろっていると思います。




良い会社プロジェクトを通して、

かかわる全ての人が幸せになる会社づくりと、

かかわる全ての人のキャリアが幸せになるキャリア支援を

私は、やり続けます。




休みの日も、どこかでそのことを考えるでしょうし、

家族のキャリアをもちろん、一番応援しますし、

定年退職後も、誰よりも熱くキャリアと良い会社づくりを

語るおじいちゃんになっています。(笑)







就活生の皆さん、ライフワークの種は見つかりましたか?



社会人の皆さん、今の仕事は、皆さんのライフワークですか?