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かめいひろき@東京です。
連続面談6人完了しました!!
最後に就活相談に乗っていたBさん(女性)とのやりとりにて。
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B:「結構何社か不合格になっちゃってるんです。」
私:「なるほど。理由はどんなことが考えられますか?」
B:「う~ん、結構ゆるい雰囲気だったので、
敬語がちゃんと使えてなかったんですよねー。
あと、笑いすぎたかなってそこを直そうと思っています。」
私:「他にはどうですか?」
B:「あ、あとグループ面接で一緒に受けていた他の学生は、
○○なところが良くてー、、」
私:「ちょっと待ってください。そのほかの学生は合格か不合格か
知ってるんですか?」
B:「いや、知らないんですけど、多分受かってるだろうと思って。」
私:「なるほど。今の状態だと、
敬語も笑顔も他の候補者も全部推測ですね。
残念ながらその理由は私もわかりません。
どうしたらいいと思いますか?」
B:「うーん・・・。もっとよく考える、、とか」
私:「例えば不合格理由を、企業に直接聞いたらどうですか?」
B:「えっ!聞いてもいいんですか?」
私:「ダメな理由は何かあるんですか?」
B:「何かの本で聞いちゃダメって書いてあったの見ました。」
私:「その本はあなたの人生の責任を取ってくれないですよ。
ダメもとで聞いてみることはできるじゃないですか。
もし、応えてくれないなら、『学生を大切にしない会社だな。
落ちてよかったかも』って思えばいいじゃないですか。
もし、応えてくれたら、そのフィードバックを糧に、
さらに成長していけばいいじゃないですか。」
B:「確かにそうですね。じゃあやってみます!」
私:「じゃあ、今やりましょう(^^)。」
B:「えっ!今ですか?」
私:「早い方がいいですよね。
Google検索したら、電話番号出てきました。
はい、どうぞ。
かけられたら、でいいです。やってみてください。」
B:「わかりました・・・。」
私:「ただし、ビジネスの原則はGive&Takeだということを
忘れないようにしましょう。
不合格理由を教えてください!だけだと、
完全にTakeのみですね。
例えば、『貴社の面接大変参考になりました。
不合格理由を知ることでさらに私の就活につなげていきたいのですが、
教えていただくことは可能でしょうか。
代わりに私からは就活生から見た貴社の印象と、
もっとこうしたら良くなるのに、という提案をさせていただきます』
みたいな感じで伝えてみたらよいと思います。」
B:「じゃあやってみます!。」
(数分後)
私:「どうでした?」
B:「はい!何か、フィードバックシートそのものを、
郵送していただけることになりました。
今週中には対応していただけるとのことです。
聞いてみるものなんですね。
しかも面接したの2ヶ月以上前なのに。」
私:「えっ!そんなに前だったの(笑)。
でも良かったね。
その会社は本当によい会社だよ。
フィードバックを真剣に見て、吸収していったら、
必ず就活力があがるから。」
B:「はい!ありがとうございました!」
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就活で~しちゃいけない、ということは基本的にはありません。
人生もビジネスも同じで、正解と不正解があるのではなく、
リスクとリターンを伴った選択肢しかありません。
不合格理由を勇気を出して聞くことができたBさんは
小さくて大きな一歩を踏み出したといえるでしょう。
なお、自分が思う不合格理由はほとんど面接官の不合格理由と
異なっています。
必ず誰かからフィードバックをもらうようにしましょう!