長いこと幼稚園にいると、
幼稚園という場所を利用して、なぜか集まろうとする人(主にママ)が一定数いることがわかりました。


これ、ただ保護者(ほぼママ)は井戸端会議(色んな人やその人の子の詮索が主)で子供を公園で遊ばせ、たまに怪我したり子供同士の言い合いなどトラブルもある。

これ、橘玲さんの幸福の資本論でいう
強いつながり。でもこの強いつながりには残酷なことを帯びている。
(人は残酷なことには目を向けようとしない人がいます。現実を直視しない、いつもお花畑でいたい)

強いつながりが社会学でいう内集団で、メンバー(ここでいう幼稚園ママ友集団)の情緒的共感が幸福感を生む一方で、その一体感が外集団(自分たちでない者)の排除や差別がもたらされること。
学校のいじめが典型ですが、会社の同期からママ友に至るまで、友達の輪がこうした残酷さを持つことは経験した人なら誰で知っている、と述べている。』

いつもみんな一緒でいつも仲良しを提言する人はおそらく精神年齢が低く(外見は歳をとっていても)学んでいないような気がしてならないです。

さらに残酷なのは、最近は経済的格差も表面化してくるようになってきたことです。
(幼稚園にはフルタイムで働く保護者(ママ)も少数ですがいます)
ここでいう関係性は仕事でもない「友達でもないけど他人でもない」という人間関係。この関係性には政治空間が存在することを橘さんの本で学び、ものすごく納得しました。
一つの集団(ママ友空間など他)にだけ依存すると、洗脳されて悲惨な事件になったことがたくさん社会的ニュースとして取り上げられたこともありました。

こういう「集まろうよ〜」をする人の人間性を良く観察すると、ある共通点が分かります。こういう推察できる能力は読書でないと無理なので、おそらく本をあまり読まない外交的な人なのだろうと考えます。
そして、エネルギーを吸い取るだけ吸い取るエネルギーバンパイヤーでもある
自分たちだけが楽しければそれでいいよね、が大好きな人。

本当の意味で他人を慮れない人なのでは?と首をかしげたくなる。
子育てで疲れることもあるのに、それ以外でトラブルが起こる可能性を秘めているだろうに。

実際に上の子が女子で、幼稚園の頃はと〜っても仲良くて「私たち児童館の時から友達なの」と自慢気に言われたけれど、小学校高学年になるとびっくり、なぜかママ同士、子供同士が喧嘩(いじめ)をしていることがあり、なるほどな〜と思ったことがある。
幼稚園に限らず、パーソナルスペースを持っていないと、ずっとくっつきすぎた関係性は必ずトラブルを巻き起こすことになることを現実社会で学びました。

さて、幼稚園に内緒にしてまで(前にもトラブルがあったからグループラインはダメですと言われ約束を守らない保護者(主にママ))多数が所属するグループラインを作る保護者(ママ)は、幼稚園期間だけは特に濃密に集まろうとします。

今後どんな人間関係、親子関係を展開していくのだろうか?
集まろうとしない人間を排除していじめたりするだろうか?

自他ともに大きな被害が出ませんことを祈ります。
そして人間性をしっかり観察し、厳正に対処していこうと考えます。