【HK10S/伊勢だより/2013/195】◎伊勢だより◎九月十三日◎杖衝坂◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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【HK10S/伊勢だより/2013/195】◎伊勢だより◎九月十三日◎杖衝坂◎
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三重県北勢、四日市郊外の「杖衝坂(つえつきざか)」は歴史にいろどられた峠です。
むかしむかし、東国遠征から帰る途中の日本武尊(やまとたけるのみこと)は、この急坂を剣を杖にして登られました(たいへん疲れて脚を三重(みえ)に折られたのが、三重県の名のはじまりとも伝えられます)。
そして、時代はくだって江戸時代、江戸から郷里の伊賀上野へ帰る松尾芭蕉は、あまりの急坂にここで落馬したのだそうです。
その時の句がのこっています。
歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな    芭 蕉
九月十三日
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白露(はくろ) 9/7~9/22
大気が冷えて、露ができはじめる。
刈入れが終わった田園に秋の日差しが降り注ぎます。賑やかに飛び交っていた燕も去り、暮らしの中で秋風を感じられ始めます。